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ウェスティン朝鮮ホテル

大韓民国にあるホテルチェーン From Wikipedia, the free encyclopedia

ウェスティン朝鮮ホテル(日本語: ウェスティンジョソンホテル、韓国語: 웨스틴조선호텔이、英語: The Westin Josun Hotel)は新世界グループのジョソンホテル&リゾート(英語: Josun Hotels & Resorts Co.)によって運営されている、大韓民国にあるホテルである。

ハングル: 웨스틴조선호텔
漢字: 웨스틴朝鮮호텔
発音: ウェスティン チョソン ホテル
日本語読み: うぇすてぃんちょうせんほてる
概要 ウェスティン朝鮮ホテル, 各種表記 ...
ウェスティン朝鮮ホテル
現在のウェスティンジョソンソウル
各種表記
ハングル: 웨스틴조선호텔
漢字: 웨스틴朝鮮호텔
発音: ウェスティン チョソン ホテル
日本語読み: うぇすてぃんちょうせんほてる
RR式: Weseutin Joseon Hotel
MR式: Wesŭt'in Chosŏn Hot'el
英語表記: The Westin Josun Hotel
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日本統治期の朝鮮ホテル
円丘壇

日本統治時代に開業した朝鮮ホテル(ちょうせんホテル)に起源を持ち、移転・新築を経てソウル特別市中区の「ウェスティンジョソンソウル」として現在も営業されている。

本稿ではジョソンホテル&リゾート社が運営するホテルチェーンについても記述する。

歴史

開業

1910年から行われた韓国併合により、朝鮮半島を直接統治した日本の朝鮮総督府は、首府の京城府(現在のソウル)に日本や諸外国からの貴賓客に対応できる宿泊施設の整備を構想した。その後計画は本格化し、朝鮮総督府鉄道の京城駅からほど近い中心部の丘の上にあり、かつて大韓帝国の皇帝が祭礼を行った圜丘壇であり文禄の役で宇喜多秀家の陣地でもあったエリアに建設することを決定し、圜丘壇の一部を取り壊し建設を進め、1914年10月10日に朝鮮半島初の西洋式ホテルである「朝鮮ホテル」が開業した。ユーゲント・シュティール様式に朝鮮趣味を加味した地上4階地下1階レンガ造りのホテルで部屋数は72[1][2]。朝鮮総督府鉄道局が総工費84万2800円(当時)をかけて建設し[1]、設計は日本で活動していたプロイセン出身のユダヤ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデ、施工は清水組があたった[3]。

同ホテルは朝鮮総督府鉄道の付属施設として位置づけられ、日本によって多くの技術やノウハウが持ち込まれ、朝鮮半島で初のエレベーター(オーチス・エレベータ・カンパニー製)が設置された建物となったほか、朝鮮半島で初のアイスクリームも提供された。その後は東京の帝国ホテルや京都の都ホテルなどと同様に、朝鮮半島の迎賓館機能も兼ね備えたホテルとなった。

その後1937年に勃発した日中戦争や、1941年に日本も参戦した第二次世界大戦下においても同ホテルは通常通りに営業を続け、ソウルを訪問した日本をはじめとする各国の要人から利用された。

運営移転

1945年8月15日に日本が連合国に対して降伏し、それに伴い日本による朝鮮の統治が終了すると朝鮮ホテルの状況も激変した。朝鮮総督府が解体されることになり日本人が撤退を進める中、ソウルを含む朝鮮半島南部で連合国軍の1国として軍政を敷いたアメリカ軍は、同ホテルに軍政庁司令部を置き、これに伴い同ホテルの運営主体は朝鮮総督府鉄道からアメリカ軍へと移ることになった。また、その後ソウルに帰国した独立指導者の李承晩などの執務室も置かれることとなった。

独立後

1948年に大韓民国が独立し、李承晩が初代大統領に就任した後は運営主体が韓国人に移され、首都の置かれたソウルを代表するホテルとして君臨したものの、1950年に勃発した朝鮮戦争では、ソウルが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)軍によって占領され、同ホテルも接収されたが、後に韓国軍により奪回された。

また、李承晩政権による「脱日本化」政策により、同ホテルの名称は日本語式の「Chosen Hotel」から朝鮮語式の「Chosun Hotel」に変更されたが、ほとんどの名詞で「朝鮮」が「大韓」または「韓国」に改称された中でも、同ホテルは朝鮮日報とともに「朝鮮」の名称を残した。

ウェスティンと提携

1970年に、同ホテルは日本統治時代の旧館から20階建てのホテルへと建て替えられ、開業式には朴正煕大統領が参列した。1981年に朝鮮ホテルは、アメリカのウェスティン・ホテルズ(現在はマリオット・インターナショナルの一員)と提携し、「ウェスティン朝鮮ホテル」と改称した。

また、1978年に釜山で開業した高級ホテルと合併し、同ホテルを「ウェスティン朝鮮ホテル釜山」、従来のソウルのホテルを「ウェスティン朝鮮ホテルソウル」として運営する事になった。1995年には韓国側の資本が全て「新世界百貨店」などを経営する新世界グループの手に渡り、運営会社は新世界朝鮮ホテル(英語: Shinsegae Chosun Hotel)になった。

『Josun』へのリブランド

2021年に社名をジョソンホテル&リゾート(Josun Hotels & Resorts)に変更し、英語表記を「Joson」(ジョソン)に改めるリブランディングを実施した[4][5]。また、中国語でのブランド名を朝昕酒店(拼音: Cháoxīn)に改めた。一方で、韓国語表記は「조선」(朝鮮)のままで変更はない。

現在

ホテル名の表記は公式サイトの日本語表記に基く[6]。

マリオットブランド

  • ウェスティンジョソン ソウル
    明洞やソウル市庁舎などに近いソウルの中心部に位置し、さらにソウル交通公社1号線の「市庁駅」や明洞地下街に直通しているなど、非常に便利な立地となっている。
    この様な便利な立地にありながら、敷地内には圜丘壇が残されているなど静粛が保たれている上に、高いサービスと充実した施設がソウルを訪れる内外のビジネスマンから高い評価を受けており、「コンデナスト・トラベラー」や「インスティテューショナル・インベスター」などの欧米の旅行誌において、ソウルのベストホテルに度々選ばれている。
  • ウェスティンジョソン 釜山
  • フォーポインツバイシェラトンジョソン ソウル駅
  • フォーポインツバイシェラトンジョソン ソウル明洞
  • グラヴィティソウル板橋・オートグラフコレクション(英語版)

2025年9月に開業したウェスティンソウルパルナスは「ウェスティン」のブランド名を関しているが、GS P&L(朝鮮語版)傘下のパルナスホテルによる運営であり、ジョソンホテル&リゾートとの資本関係はない。

プライベートブランド

  • レスケープ(L'Escape)
  • グランドジョソン 釜山
  • グランドジョソン 済州
  • ジョソンパレス ソウル江南

関連項目

脚注

外部リンク

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