ウムパーン郡
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名称
歴史
地理

人口密度が低く開発が行き届いていないことから、自然の豊かな地区として知られる。郡内には世界遺産の一部であるトゥンヤイ・ナレースワン野生生物保護区を有するほか、その緩衝地帯であるウムパーン野生生物保護区がある。また滝なども数多くあり、中でもティーロースー滝はタイで一番美しい滝として知られる。メー・ウォン国立公園やクローン・ラーン国立公園の敷地の一部もある。郡内の重要な水源はメークローン川でこれはカーンチャナブリー県に注いでいる。

四方を山に囲まれていることから交通の便が悪いことで知られている。国道1090号線がウムパーン郡中心部とメーソートをつないでいるのが唯一の主要な郡外との交通路である、この道路は全長164kmの間に1219個ものカーブがあることで有名な悪路であり、メーソートから郡の中心部まで車で3〜4時間もかかる。他に小さな道が郡内のヤメーディー村からカムペーンペットを結んでいるが、あまり知られておらずまた、整備も十分されていない。国道1167号線はミャンマーと郡をつなぐ道である。
国道1117号線はカムペーンペット=クローンラーン=ウムパーンをつなぐ目的で建設が始まったが、あと28kmの所で自然調査が行われ、ウムパーン野生生物保護区に指定され、1990年以降道路建設は終わった。また2004年、カーンチャナブリーのサンクラブリーとを結ぶ計画も持ち上がったが、こちらは世界遺産に登録されていることもあり、すぐに廃案となった。
なおウムパーンには小さな空港がある。
気候
山間部に位置するため、冷涼な気候となっている。1月の平均最低気温は12.3℃と、冷え込みやすくなる。雨季はおおよそ5〜10月。
| ウムパーン (1981–2010)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 平均最高気温 °C (°F) | 30.5 (86.9) |
32.8 (91) |
34.5 (94.1) |
34.8 (94.6) |
32.0 (89.6) |
29.7 (85.5) |
28.9 (84) |
28.6 (83.5) |
29.6 (85.3) |
30.0 (86) |
29.5 (85.1) |
28.8 (83.8) |
30.81 (87.45) |
| 平均最低気温 °C (°F) | 12.3 (54.1) |
12.7 (54.9) |
15.9 (60.6) |
19.4 (66.9) |
21.3 (70.3) |
21.8 (71.2) |
21.4 (70.5) |
21.5 (70.7) |
21.2 (70.2) |
20.0 (68) |
16.7 (62.1) |
12.9 (55.2) |
18.09 (64.56) |
| 雨量 mm (inch) | 6.8 (0.268) |
9.1 (0.358) |
47.9 (1.886) |
101.3 (3.988) |
195.0 (7.677) |
187.5 (7.382) |
231.6 (9.118) |
248.4 (9.78) |
247.6 (9.748) |
155.8 (6.134) |
25.2 (0.992) |
5.1 (0.201) |
1,461.3 (57.532) |
| 平均降雨日数 (≥1 mm) | 1 | 2 | 4 | 9 | 19 | 26 | 27 | 29 | 24 | 17 | 5 | 1 | 164 |
| % 湿度 | 75 | 68 | 66 | 71 | 81 | 85 | 87 | 88 | 87 | 85 | 81 | 78 | 79.3 |
| 出典:Thai Meteorological Department (Normal 1981-2010), (Avg. rainy days 1961-1990) | |||||||||||||
経済
郡の住民のほとんどが農業従事者で、郡内ではトウモロコシ、豆、唐辛子などの農作物が生産されている。