エアロノーティクス ドミネーターXP
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オーストリアのダイヤモンド・エアクラフト社が開発したDA42双発軽飛行機をベースにした無人航空機で、2009年7月に最初の試験飛行を実施した[1][3]。
機体の諸元については、「軍用ドローン年鑑」(2016年)では全長8m、全幅13.42m、総重量1,200kg、ペイロード重量410kg、速度354km/h、航続時間は28時間としている[1]。一方、製造元のエアロノーティクス社の紹介ページ(2024年11月時点)では、全長8.56m、全幅13.5m、重量1,900kg、ペイロート重量373kg、速度222km/h、航続時間は最大20時間としている[2]。なお、航続時間について同社のパンフレットでは20時間以上となっており、一貫していない[4]。機体との通信範囲については、見通し線データリンクの場合は最大250km、衛星データリンクであれば無制限とされている[2]。
エアロノーティクス社は本機を「監視任務に最適で、費用対効果の高いUAV」だとしている[2]。元が有人機のため機体サイズや機内スペースには余裕があり、多様な装備を搭載することが可能とみられているほか[1]、全天候型飛行安全システムや防氷システムなど、高度な安全装備が搭載されている[3]。機首下部にはセンサータレットを装備しており、初飛行の時点ではラファエル社製のRacce-U電子光学/赤外線センサーが搭載されていた[1]。同社のパンフレットでは、電子光学/赤外線センサーの他にも、海洋監視レーダー、自動船舶識別装置、合成開口レーダー、移動目標識別レーダー、地形図マッピングシステム、広域監視センサー、通信傍受機器、電子情報傍受機器、電子戦機器、磁気探知機など多様な装備を搭載可能だとしている[4]。
2010年のファーンバラ航空ショーにおいて、ボーイング社が本機の販売に協力するとの覚書に署名したが、具体的な成果は不明とされる[1][5]。