エナントトキシン

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Oenanthotoxin
識別情報
CAS登録番号 20311-78-8 チェック
PubChem 6436464
ChemSpider 24616929 ×
UNII 4GD5A2RG2N チェック
KEGG C20044 ×
ChEMBL CHEMBL550225 ×
特性
化学式 C17H22O2
モル質量 258.36 g mol−1
融点

86 °C, 359 K, 187 °F

危険性
半数致死量 LD50 0.58 mg/kg for mice
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

エナントトキシン: oenanthotoxin)は、エナントサフランOenanthe crocata)やその他のセリ属Oenanthe) 植物から抽出される毒素である。中枢神経系の毒で、神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸非競合アンタゴニストとして作用する[1]。古代サルデーニャでは、当地のセリに含まれるこの毒素が安楽死に用いられていた[2][3]。エナントトキシンは1949年に、Clarkeらによって結晶化された[4]。構造的には、シクトキシン[5]ファルカリノール[6][7]と非常に近い。

植物中のエナントトキシンの濃度は季節の変化や地理的条件に依存するが、冬の終わりから春の初めにかけて最も高くなる[8]。有毒な植物の多くが苦味や灼熱感を伴うのに対し、むしろ甘く心地よい味と匂いを持ち[9]、空気に触れることで色が変わる黄色い液体が特徴的である[1][9]。根が最も毒性が高いが、植物全体が有毒である[8][10]

歴史と文化

作用機序

出典

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