エンボス
金属板、樹脂板、紙などに凹凸を付けて文字や絵柄などを浮き彫りにする加工
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金属
樹脂
紙工
→詳細は「紙のエンボス加工」を参照



印刷加工としては、表面に型押しする加工のうち、模様を凸状に盛り上げる加工をエンボス(浮き出し)、模様を凹状にへこませる加工をデボス(空押し)という[4]。
エンボス加工はクレープ加工とも言う。インクを使わず紙に模様を入れたり、手触りを良くしたり、薄い紙を一枚一枚はがれやすくする効果がある。また書籍の表紙カバーで印刷をしたタイトルやイラストの縁をエンボス加工することで、見た目と手触りとの二重の効果を与えることが出来る。
書類にはエンボス加工を用いてエンボス印(浮き出しプレス印)を押印することがある。エンボス印を押す事務用品をエンボッサーまたはシールプレス、型押機などという。エンボス印は刻印した箇所の偽造を困難にするため、本人確認書類の本体と顔写真の契印としても用いられている。
擬似エンボス
画像のエンボス処理
→詳細は「エンボス・フィルター」を参照

地図の山岳部などの陰影表現もエンボスと呼ばれる。かつてはエアブラシによる人手の作業であったが、コンピュータ画像処理により容易に精密なエンボス描写が可能になっている。
コンピュータによる画像処理ソフトウェアには画像データを「浮彫」状に変換したり文字列を立体的に表現するなどの機能を持つものがあり、その処理をエンボスという場合がある。
コンピュータのGUIではこの擬似的な視覚効果を利用し各要素に立体感を持たせることが行われる。ボタンであれば上の縁を明るく下の縁を暗くすることで凸状に出ている状態、逆にすることで押して凹んだ状態であると認識させることができる。
