オオシカクワガタ属
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| オオシカクワガタ属 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Rhaetus Parry, 1864 |
オオシカクワガタ属(オオシカクワガタぞく Rhaetus Parry, 1864[1])は昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属する分類群。基本的形態はシカクワガタ属に似る。
ネパール東部、インド北東部、ブータン西部、中国のチベット東南部(墨脱県)から記録されているウエストウッドオオシカクワガタ R. westwoodii (Parry, 1862) の1種のみが記録されている[2]。同種は原名亜種 R. w. westwoodii (Parry, 1862) と、ミャンマー北部から記録されている亜種カズミオオシカクワガタ R. w. kazumiae (Nagai, 2000) の2亜種からなる[2]。同種はかつてフタマタクワガタ属 Hexarthrius の一種として記載されたが、後に記載者である Parry が1864年に Rhaetus を新属として創設、westwoodii は Rhaetus の一種に再分類された[3]。
属名はギリシャ神話でオリンポスの神々に戦いを挑んだ巨人族の一人であるレアトス Rhætus に由来する[1]。またシカクワガタ属 Rhaetulus Westwood, 1871 の属名は、ラテン語で「小さい Rhaetus 」を意味する[4]。
1種1亜種に分けられる。
- ウエストウッディオオシカクワガタ Rhaetus westwoodii (Parry, 1862)[2]
- 体長はオスが50.0-96.1 mm、メスが39.5-51.1 mm[2]。体色は全体が艶のある黒色で、長く湾曲した大顎を有し、その先端付近には上方を向く内歯と、先端寄り1/3付近の大きな内歯があり、その前後にも鋸歯がある[3]。
- ネパール東部・インド北東部・ブータン西部、中国のチベット東南部(墨脱県)に分布する[2]。
- 種名は1800年代に多数の論文を発表したイギリスの昆虫学者 John Obadiah Westwood に由来する[2]。
- かつての図鑑では種名が westwoodi と表記されていた[2]。
- カズミオオシカクワガタ Rhaetus westwoodii kazumiae Nagai, 2000[2]