オカダンゴムシ
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| オカダンゴムシ Armadillidium vulgare | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オカダンゴムシ Armadillidium vulgare | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Armadillidium vulgare (Latreille, 1804) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オカダンゴムシ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 亜種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オカダンゴムシ(学名:Armadillidium vulgare)は、日本では単にダンゴムシとも言い、人家周辺でよく見かける動物である。体長は、成虫で約1㎝。体の幅は体長の半分ほど。頭部には2対の触角が見られ、胸部には7対の歩脚があり、腹部は5節からなるが、上から見ればこれらの区別は難しく、灰色のやや長めの小判型の体に見える。背面は丸く盛り上がり、腹面は平らで、刺激を受けると、腹面を内側に丸まり、ほぼ完全な球形になる。これがダンゴムシの名の由来である。この姿は敵に対する防御の姿勢と考えられ、アルマジロやイレコダニなどとの平行進化の例である。特にタマヤスデとはよく似ており、知識がない人には区別できないほどである[2]。
オカダンゴムシは世界共通で、人家周辺や庭先、畑などで見ることができる。石灰質の土壌を好む[3]。主に落ち葉や雑草、動物の死骸などを食べて育ち、飼育下ではフナムシ同様に魚肉なども非常に好む。木登りも得意であり、幅広い植物の葉をかじったり茎ごと切り落とす。基本的に堅い木質は食べないものの腐食を起こした柔らかい部分は食べる。また、カルシウムなどを補うためにコンクリートの表面も摂取する。
初夏、まとまった雨が降った数日後、大量発生することがある。これらは主に夜間、やわらかい新芽を複数でたかって食害する。この時期、畑や園芸ポットに種を直蒔きする際は注意が必要である。なお、大量発生自体は2週間ほどで収束することが多い。
オカダンゴムシは、元々、日本には生息していなかったが、明治時代に船の積荷に乗ってやってきたという説が有力である。日本にはもともと、コシビロダンゴムシという土着のダンゴムシがいたが、コシビロダンゴムシはオカダンゴムシより乾燥に弱く、森林でしか生きられないため、人家周辺はオカダンゴムシが広まっていった[4]。
- 顔
- 横から
- 裏側
- 外部からの刺激で丸まった様子