オキフエダイ

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オキフエダイ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: フエダイ科 Lutjanidae
: フエダイ属 Lutjanus
: オキフエダイ L. fulvus
学名
Lutjanus fulvus
(Forster, 1801)
シノニム[2]
  • Holocentrus fulvus Forster, 1801
  • Diacope vaigiensis Quoy & Gaimard, 1824
  • Lutjanus vaigiensis (Quoy & Gaimard, 1824)
  • Diacope marginata Cuvier, 1828
  • Lutjanus marginatus (Cuvier, 1828)
英名
blacktail snapper

オキフエダイ(学名:Lutjanus fulvus)は、フエダイ科に分類される魚類の一種。インド洋から西太平洋に分布し、岩礁に生息する。黄色の体と赤い鰭が特徴である。

1801年にドイツ博物学者であるヨハン・フォースターによって Holocentrus fulvus として記載され、タイプ産地はタヒチであった[3]。種小名は「黄色」を意味し、その体色を示している[4]。flametail snapper、redmargined seaperch、Waigeu snapper、yellowmargined sea perchなどの英名がある。

分布と生息地

アデン湾から南アフリカにかけての東アフリカから、インド洋を経て東はマルキーズ諸島およびライン諸島まで、北は南日本、南はオーストラリアまで、インド太平洋に広く分布する。ペルシア湾では見られない[1]。日本では南日本の太平洋岸で散発的に見られ、主に南西諸島に分布する[5]。オーストラリアでは西オーストラリア州スコット礁ティモール海アシュモア・カルティエ諸島からシドニーまで、クリスマス島ココス諸島タスマン海ノーフォーク島に分布する[6]。1950年代に、ハワイ州魚類野生生物局真珠湾オアフ島沖に本種を放流した。現在ではハワイ諸島全域で見られるようになったが、個体数が多い場所は一部である[7]。生息深度は2-75mで、ラグーンや海側の岩礁に生息する。ポンペイ沖の岩礁域が浚渫された後、最初に再定着した種の一つである。深い穴や大きな岩のある場所を好む。幼魚は浅いマングローブ湿地や、河川の下流域にも進出する[1]

形態

体長は体高の約4倍[2]。額の輪郭は急で、前鰓蓋の切れ込みは発達する。鋤骨歯は三日月形で、後方に突出はせず、舌に歯はない[8]。背鰭は10棘と14軟条から、臀鰭は3棘と8軟条から成る[2]。背鰭と臀鰭の縁は丸みを帯びている。胸鰭は16軟条から成り、尾鰭は弱く湾入する[8]。全長は通常25cm、最大40cm[2]。体色は茶色から橙色、淡い黄色や白みがかった色まで様々である。背鰭と尾鰭は暗赤色から黒色で、縁取りは白く、胸鰭、腹鰭、臀鰭は黄色である。鱗は茶色から黄色で縁取られ、眼の上には黄色の斑点がある。幼魚には4本の黄色の横縞があり、背鰭に黒い帯が入る[6]

生態

夜行性肉食魚であり、魚類、甲殻類ナマコ頭足類を捕食する。八重山諸島で行われた調査によると、最高齢の個体は34歳で、大部分の個体は3歳以上であった。平均して雌は約4歳、体長22.5cmで、雄は約3歳、20.7cmで性成熟する。4-10月にかけて産卵する[1][5]

人との関わり

出典

関連項目

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