オクタウィア (悲劇)

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オクタウィア』(Octavia)は、第4代ローマ皇帝クラウディウスの娘クラウディア・オクタウィアを題材としたルキウス・アンナエウス・セネカ作といわれる悲劇。この作品は現存する唯一のローマ歴史劇(プラエテクスタ劇)である。

作者はセネカといわれているが、作品中にセネカ本人が登場すること、セネカよりあとに死んだネロの最期が予言されていること、皇帝在位中にもかかわらずネロが暴君として描かれていること、などから偽作であることが現在では定説となっている。書かれた時期はネロ没後の68年以降と推定されるが、本当の作者は不明。

舞台は62年に設定され、オクタウィアの離婚前夜からパンダテリア島(現在のヴェントテーネ島)への船に乗船するまでが数日間として描かれている。主な登場人物はオクタウィアとその乳母、夫ネロ、その顧問セネカ、親衛隊長官、新婦ポッパエア・サビナ、そのポッパエアの乳母、そして死んだ継母小アグリッピナの亡霊で、合唱団はローマの女達の声を歌う。

参考文献

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