オタマトーン
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シリコン製の頭がついたオタマジャクシや音符のような外見の電子楽器で、メンブレンスイッチを内蔵した黒色の「シッポスイッチ」を触ると音が出る仕組み(単音のみ。プッシュ奏法とも。音域は3段階に変更可能。)。スイッチの上側が低音、下側が高音となる。演奏しながら本体を揺らすことでビブラートのような効果を出したり、口の部分を開閉させることでワウのような効果を出すこともできる(ワウ奏法またはビブラート奏法)[1]。 指をスライドさせることで、音を繋ぐことができ、これを「ポルタメント奏法」という。
また、オタマトーンの符尾の部分は、「フラッグ」といい、360°回転ができる。
誰でも手軽に音を出せる一方、基本は作音楽器であり、個体によっても微妙に音程が異なるため[注 1] 、音を外さず正確に演奏するには演奏者の音感と慣れが必要とされるが、一部機種はスマートフォンアプリである『オタマトーン スタジオ』と接続することで、調律された音律にしたり音色を変えたりして演奏ができる。
色やサイズ違いのバリエーションのほか、くまモン[3]、ハローキティ[4]、キッス[注 2][5]、星のカービィ[6]、初音ミク[注 3][7][8]、モンチッチ[9]、岩下の新生姜[10][11]など、様々なコラボレーションモデルが発売されている。
2010年、日本おもちゃ大賞のハイターゲット・トイ部門の大賞を受賞[12]。
2020年12月、10周年記念モデルの“オタマトーンneo”が発売された[12]。
2021年には、オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のスペイン版に当たる『ゴット・タレント・エスパーニャ』において、ギター奏者の男性が日本で購入したオタマトーンによる演奏で、オペラ『トゥーランドット』のアリア「誰も寝てはならぬ」を披露。このパフォーマンスは準々決勝進出を意味するゴールデン・ブザーを獲得した[13]。この様子のYouTube動画が話題を呼び、コロナ禍での巣ごもり需要も相まって人気が急上昇した。2024年時点では世界200万本以上の売り上げと公称されている[14]。
2023年、株式会社スロウカーブのプロデュースにて、オタマトーンの電動模型[注 4]を使用したショートアニメーションシリーズ『Otamatoon』(オタマトゥーン)を発表。