オビ級病院船

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艦種 病院船
命名基準 ソ連の河川の名[1]
建造所 ポーランドの旗 シュチェチン、アドルフ・ワルスキー造船所(現・シュチェチン造船所英語版[2][3]
運用者  ソビエト連邦海軍(1979年  1991年)
 ロシア海軍(1992年 
オビ級病院船
ウラジオストクで行われた観艦式での「イルティシュ」(2008年7月25日)
ウラジオストクで行われた観艦式での「イルティシュ」(2008年7月25日)
基本情報
艦種 病院船
命名基準 ソ連の河川の名[1]
建造所 ポーランドの旗 シュチェチン、アドルフ・ワルスキー造船所(現・シュチェチン造船所英語版[2][3]
運用者  ソビエト連邦海軍(1979年  1991年)
 ロシア海軍(1992年 
建造期間 1978年  1989年
就役期間 1980年 
同型艦 4隻
建造数 4隻
要目
基準排水量 9,430t(エニセイ)[4]
常備排水量 11,300t(320型)[3]
11,570t(エニセイ[4]、イルティシュ[5][6]
11,579t(スヴィリ)[7]
長さ 145.7m(320型[3]
152.6m(エニセイ[4]
153m(スヴィリ[7]
152.3m(イルティシュ[5][6]
19.6m(320型)[3]
19.4m(320A型[4][7]、B320型[5]
吃水 6.2m(320型[3]
6.4m(320A型[4]
6.3m(B320型[5]
機関方式 ディーゼルエンジン×2基[4]
推進器 2軸[4]
出力 15,600馬力 (11,633 kW)[4][5]
速力 最大19.8ノット (36.7 km/h)(320型[3]
20 ノット (37 km/h、320A型[7]
最大19 ノット (35 km/h、B320型[5][6]
巡航速力 19 ノット (35 km/h[4])
航続距離 8,000海里/19 ノット (35 km/h)[4]
10,000海里/16 ノット (30 km/h[4])
1万1,600海里[7]
10,000海里/18 ノット (33 km/h[5])
航海日数 40日間[7]
搭載能力 傷病者用ベッド 100床[2][6]
診察用ベッド 200床
非常時収容人数 450人[3][7][5]
乗員 75人(さらに医療要員75人)[4]
または270人[3]
または183人と医療要員83人[5][6]
搭載機 Ka-25PSヘリコプター 1機[3][4][7]
レーダー 「ドン」航行レーダー 3基[2]
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オビ級病院船(オビきゅうびょういんせん、ロシア語:Госпитальные суда типа ≪Обь≫)は、ソビエト連邦ロシア病院船。 計画名は320計画(オビ)、または320A計画(エニセイ[4]、スヴィリ)、B320計画(イルティシュ[5])。

第一次世界大戦からロシア内戦にかけて複数の病院船が運用されて以来、ソ連海軍は長らく病院船を運用したことが無かった。

しかし1970年代以降、ソ連海軍が外洋海軍に成長するにあたり、洋上での海戦などによる本格的な医療設備が求められたほか、ソ連本土から離れた島嶼部や本土でも北極海沿岸や極東地域といった僻地、アフリカ南アメリカなどソ連から離れた友好国、発電所などの大規模事故や地震などの災害、感染症の発生といった多種多様な医療支援に用いるための艦艇が求められた[1][5]

ポーランド人民共和国のプロレム設計局で設計され[5]、1番船「オビ」は1980年に就役した[3]

設計

船体

外観は客船に似ており、船首から船尾まで大形の船橋に占められる。船体には、船首と船尾に向かって強いシアがかかっており、船首はバルバス・バウとなっている。民間の病院船であることを示すために、船体は白色に塗装され、船体には赤い線と両舷各3ヶ所に赤十字が描かれている。

居住艤装

オビ級病院船は、随伴する艦隊や島嶼などの拠点への治療や医療の供給に加え、人員輸送や他の艦艇の乗組員の休息の機能も有するように設計された[3][7]

船内には、乗組員と同人数の医療要員、さらに収容した患者のために、映画館劇場テニスバレーボールフットサル用の体育館、水泳用のプールサウナ付きの浴場、射撃場、サロンを有している[3]

医療艤装

患者収容のために、船には2基の梯子と電動クレーン、小型艇が装備された[3]。船内には、集中治療室を含む7室の手術室[6]と診察室、病室、レントゲン室超音波検査室薬局、医薬品倉庫、医療事務のための事務室を有する[3][7]。病室には、100床の傷病者用ベッド[2][6]と200床の診察用ベッドがあるが、非常時には最大で患者450人を収容可能である[3][5][7]

航空艤装

「イルティッシュ」のヘリコプター甲板。着艦したKa-27PSから患者が搬送されている(2017年1月13日)。

船尾には、ヘリコプター甲板格納庫を装備した。格納庫は1機のKa-25PSヘリコプターを格納可能で、これらはヘリコプターを用いた患者の空輸に用いる事が可能である[3][4][7]

運用

出典

関連項目

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