オランダフウロ属

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オランダフウロ属
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : バラ上群 superrosids
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : アオイ類 malvids /
真正バラ類II eurosids II
: フウロソウ目 Geraniales
: フウロソウ科 Geraniaceae
: オランダフウロ属 Erodium
学名
Erodium L'Hér.
和名
オランダフウロ属
英名
stork's-bills, filarees or heron's bill

本文参照

Erodium ciconiumの果実

オランダフウロ属(オランダフウロぞく、学名:Erodium )はフウロソウ科草本または亜低木を含む属。

属名はギリシャ語でアオサギerodiosを意味する。果実の形状がアオサギの嘴と頭に似ることにちなむ[1]

葉は対生または互生し、羽状に深裂するか、羽状複葉となることもある。開花期は晩春〜夏で、花は5数性で、腋生または頂生の散形花序につく。花弁は5枚で、紫、桃、白、黄色など。雄しべは5本で、その外輪に葯をもたない仮雄しべが5本ある。花の形はフウロソウ属に似るが、フウロソウ属の雄しべは10本であり異なる[2][1]

オランダフウロ属を含むフウロソウ科の果実は、湿度の変化に応答して動くことが知られている。オランダフウロ属の果実では、細胞壁内でセルロース微細繊維が傾いた螺旋状に配置されることで、乾燥時に芒全体がねじれてコイル状になる運動が生じる。この仕組みにより、種子の散布、地表での移動および自発的な埋没を可能にしている。この果実の構造は、種子散布への適応の結果と考えられている[3][4]

下位分類(種)

2026年2月現在、世界の植物分類情報を提供する英国キュー植物園系のデータベース Plants of the World Online (POWO)においては、交雑種を含む121種が認められている[5]

日本産植物の和名と学名に関するデータベース「植物和名ー学名インデックスYList」に和名がある種は以下の通り。栽培種のほか、帰化植物も含まれている。

利用

葉が美しく、長い開花期で観賞価値が高い。耐寒性の高い種が多く、霜にも耐える。中性〜弱アルカリ性の腐植質に富む砂質土壌を用い、日当たりの良い場所で育てる。ロックガーデンや鉢植えに向く。繁殖は実生のほか、春に株分け、晩春〜初夏に挿し木が可能。病害虫はほとんどみられない[2]

脚注

参考文献

外部リンク

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