オルペウス教の黄金板

From Wikipedia, the free encyclopedia

テッサリア出土の黄金板(ゲティ美術館所蔵)
ペテリア出土の黄金板英語版大英博物館所蔵)

オルペウス教の黄金板(オルペウスきょうのおうごんばん、: gold tablets[4][7], gold plates[4])は、古代ギリシアオルペウス教考古資料20世紀初頭以降、地中海一帯の墳墓で出土した黄金製の小さな板[4][8][9]救済に関する銘文が刻まれている。

縦3-4cm、横4-8cm、長方形木の葉の形をしている[8]骸骨の胸元や手元に副葬品として添えられていた[8][2][4]。折りたたまれてネックレスに収められていた場合もある[8]

出土地はギリシアテッサリア[9]マケドニア[9]クレタ島エレウテルナ英語版[6])、南イタリア[9]ペテリア英語版[6]ヒッポニオン[3]トゥリオイ英語版[6])、ローマ[6]シチリア[9]北アフリカ[2]に及ぶ。年代は前5世紀古典期)から後3世紀古代末期)に及ぶ[9]

デルヴェニ・パピルス」や「オルビア英語版出土の骨板」と並ぶ、オルペウス教の貴重な考古資料となっている[3]。ただし、黄金板の銘文にオルペウスの名前は登場しない[3][9]。そのため、20世紀にはオルペウス教との関係に否定説もあったが、21世紀には肯定説が優勢になっている[3]

銘文

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI