オーブントースター

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オーブントースター
欧米のオーブントースター

オーブントースター和製英語、英語では toaster oven [注釈 1]の語順)は、オーブンの形式で加熱できる電気式の調理器具電気トースターのうちオーブン型のものを指す[1]

オーブン式トースターの世界的なシェアはトースター製品群の約2割程度で日本を含めたアジア地域で用いられている[2]。食パンを焼く機器としては、欧米ではそれに特化したポップアップ式のトースターのほうが好まれる傾向があるとされ、「グローバルトースター市場 製品カテゴリ割合 2023」(Fortune Business Insightsのリサーチデータから作成)によると、ポップアップ式トースターはトースター製品群のうち66.73%のシェアで主流となっている[2]

日本では1963年(昭和38年)に東芝が最初に発売し(東芝HTR-61)、その製造元は谷田製作所(現・タニタ)であった[3]

なお、日本の電気用品安全法の範囲等の解釈では、「085 電気トースター」は「専らスライスされた食パンを焼くための電熱器具」とされ[4]、一般にオーブントースターと呼ばれている機器は「086 電気天火」に区分している[5](トースターの形式についてはトースターも参照)。

構造

前開きで中の見える扉(調理物の焼き加減を確認できる耐熱ガラス製の開き戸)、温度調整機構とタイマーを標準装備とする[6]。タイマーは機械式(ゼンマイ式)か電子式である[6]

内部には網が設置され、棚は食パン2枚が並べられる程度が普通である[6]。ヒーターにはセラミックパイプヒーターを用いることが多い[6]

用途

食パンを焼くほか、クロワッサンバターロールを温めたり、ピザを焼くなど、複数のニーズに対応した機種である[6]

パンを立てて焼くトースターには難しい、バターマーガリンなどのスプレッドを塗ったり、チーズハムといった具材を乗せた食パンや、トースターに入らない厚切り(2~5枚切り)食パン、さらには食パン以外のパン(ロールパンコッペパン、またそれらに具材を挟んだホットドッグなど)のトーストも可能である(厚切りパンは名古屋から西日本で好まれる[7])。

事故例

過去には以下のような事故例がある。

  • パンの加熱中に庫内の食品かす等がヒーターで過熱されて出火した事例[8]
  • トレイを使用せずに揚げ物を加熱中に、油分等がヒーターに滴下して延焼した事例[8]
  • ぎょうざの皮を加熱中に発火した事例[8]

油分が多い食品は爆発的に燃え出すことがある[8]チーズなど加熱の過程で形状が変化する食品は調理中にヒーター部分に接触して火災になることがある[8]。また、魚や肉、揚げ物のように調理中に油が滴るものをトレイなしで使用した場合にも火災になることがある[8]

日本国内のトースターメーカー

脚注

関連項目

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