オールレーズン

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オールレーズン

オールレーズンは、東ハトが製造販売する、レーズンを生地に練り込んで作られたクッキーキャラメルコーンと並ぶ、同社のロングセラー商品である[1]

1972年の発売以降、人気となっている東ハトを代表する焼き菓子である[2]

製品は1個約1センチメートルの厚さであるが、生地とレーズンとで10センチメートルの厚みがあるものを圧縮して焼き上げてある旨が、製品パッケージ裏に記載されている[3]

開発の経緯

オールレーズンの開発が行われる当時は、日本と欧米諸国との間でビスケットを作る技術に差があり、このことは東ハト創業者の小林茂義も強く感じていた[1]。そこで、欧米から技術者を呼んで技術交流など行い、イギリスの伝統菓子「ガリバルディ」にヒントを得て開発することとなった[1]

ガリバルディはパリパリした食感であるが、これを日本人好みのしっとりした食感に変え、栄養価の高いレーズンを多く使うことで素材感を強めた[1]

クッキーの間にレーズンを敷き詰め、どこから食べてもレーズンの味がするという意味で、「オールレーズン」と名付けられ、1972年に発売開始された[1]

パッケージの遷移

発売当初は、高級感を出すために黒を基調としたパッケージで、中身(生地)が見える透明の窓が設けられ、白い大きなロゴ「ALL RAISIN」が描かれていた[1]。また、レーズンが多く使用されていることを表現するために、ワンパックの形で販売された[1]

日本に共働きや核家族世帯が増えたことで、食べたいときに食べられる個包装商品の需要が増加し、オールレーズンにも個包装を要望する声が増えるようになったことを受け、2016年に2枚1個包装に変更し、黒を基調としたパッケージに、金色のロゴとブドウを描くことでレーズン感を出したシンプルだが高級感があるデザインに変更された[1]

2022年のパッケージ変更では、黒を基調としているのは変わらないが、素材のみずみずさを表現すると共に、ロゴも原点回帰して白としている[1]

姉妹品

  • オールプルーン - レーズンの代わりにプルーンを挟む[4]
  • オールアプリコット - レーズンの代わりにアプリコットを挟む[5]
  • オールアップル - レーズンの代わりに蜜煮リンゴを挟む[6]
  • オールレーズングラノーラ - グラノーラを使用[7]
  • オールパイン - レーズンの代わりにパイナップルを挟む[8]
  • オールあずきミルク - レーズンの代わりに糖漬け小豆を挟む[9]
  • オールおさつ - レーズンの代わりにサツマイモを挟む[10][11]
  • 6枚オールレーズン / 6枚オールアップル - 少量品[4]
  • 6Pちっちゃいオールアソートレーズン&アズキ・抹茶仕立て - 食べきりサイズの小袋が両方とも3袋入った商品。
  • オールクランベリー - レーズンの代わりにクランベリーを挟んだもので、オールレーズン同様、現在も発売されている。

かつては夏季限定商品としてココナッツを用いた「オールココナッツ」があったが、現在は季節限定商品として「ファミリーサイズオールアソートクランベリー&レーズン」が発売されることがある。

出典

関連項目

外部リンク

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