カグラコウモリ

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カグラコウモリ

標本(上) / 群れ(下)
保全状況評価[1]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svg
Status iucn3.1 EN.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 翼手目 Chiroptera
: カグラコウモリ科 Hipposideridae
: カグラコウモリ属 Hipposideros
: カグラコウモリ H. turpis
学名
Hipposideros turpis
Bangs, 1901[2][3][4]
和名
カグラコウモリ[3]
英名
Bangs' leaf-nosed bat[3]
Lesser great leaf-nosed bat[1]
Lesser leaf-nosed bat[1]
Lesser roundleaf bat[1]

カグラコウモリ(神楽蝙蝠、Hipposideros turpis)は、哺乳綱翼手目カグラコウモリ科カグラコウモリ属に分類されるコウモリ。

形態

頭胴長(体長)6.8 - 8.9センチメートル[2][3][4]。尾長4 - 5.2センチメートル[2][3][4]。前腕長6.5 - 7.2センチメートル[2][3][4]。体重20 - 32グラム[2]。体毛は褐色系の個体が多いが、赤褐色の個体もいる[4]。和名は鼻葉が、神楽の面のようにみえることが由来となっている[5]

分類

以前は亜種H. t. alongensis(ベトナム)や亜種H. t. pendleburyi(タイ王国)を含む説もあった[6]。2012年に形態や周波数・ミトコンドリアDNAのシトクロムbの分子系統解析から、それぞれを独立種とする説が提唱された[6]

生態

常緑広葉樹林に生息する[3]。昼間は洞窟を隠れ家(ねぐら)として利用する[2]。1,000頭をこえる大規模な群れを形成する場所もある[2]。西表島の大富地区では、15,000頭以上の大規模な集団が生息する[4]

昆虫を食べるが、主に甲虫を食べる[3]。森林内で採食を行うことを好み、草原や農耕地などの開けた環境は移動経路としても好まない傾向がある[2]。ねぐらの近くに適した採食場所がない時は、集団で列をなして5キロメートル以上離れた場所まで移動してから分散して採食することもある[2]

繁殖様式は胎生。6月に1回に1頭を産む[2][4]。幼獣は35日ほどで飛翔できるようになる[2]

洞窟の天井に1頭ずつのなわばりを作り、体を接触させずに一定の間隔を保ってとまる。食性は昆虫食で、大型のガ、セミ、甲虫などを捕食する。繁殖が可能になるのは、多くの個体が3歳である。哺育期間は、他のコウモリより2倍ほど長く2ヶ月間である。秋に脂肪を蓄積し、冬は冬眠する。この際も1頭ずつ間隔をあけてとまる[要出典]

人間との関係

出典

関連項目

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