日本とイギリスでは前作から2年ぶり、それ以外の欧州では1年ぶりに発表された通算5作目のアルバム。プロデュースはバンド(セルフプロデュース)とトミー・ハンセンの共同名義。
ソングライターであるキスク、ヴァイカート、グラポウが4曲ずつ持ち寄って全12曲となっている。「First Time」はヴァイカートがハロウィン加入前に、結成していたバンドPOWERFOOLの楽曲のリメイク。
前作よりもさらに『Keeper Of The Seven Keys Part1』及び『Keeper Of The Seven Keys Part2』から音楽性は別方向に向かい、ホーン・セクションの導入や、フォークロックやカントリーロック的な要素を加えた曲など、ほぼ完全に自ら築いたメロディック・パワーメタル指向の楽曲及びサウンドは本作には存在しない。全体的にヴァイカート作のいくつかの楽曲だけにハードロック要素が残っている程度で、ラフでレイドバックしたロックン・ロール的な要素が目立つ、「脱Keeper∼」路線の極みとも表現しうる内容となった。無論日本、欧米共に「駄作」との評価を受けた。
しかしそもそも個人的嗜好ではヘヴィメタル、ハードロックがあまり好きではなかったとこの当時語っていたキスクにとっては、とても気に入っている作品と自己評価している。