タッラコを発ってから10日後にカルタゴ・ノウァに到着したスキピオは、夕方にもかかわらず、陣営地の建設よりも先にタッラコに対する陸上からの封鎖網を築かせた。そして、レリウスの率いていた軍船によって海側を封鎖されたカルタゴ・ノウァで封鎖されていないのは、干潟があった北側のみであった。この干潟は条件が良ければ徒歩で渡ることができるが、カルタゴ側は渡ることはできないと油断していた。翌朝、陸上側の城壁をめぐって戦闘が行われている間に、スキピオは北側の干潟を2千人の兵と共に渡ってカルタゴ・ノウァに攻め込んだ。それに対し、混乱したカルタゴ側は総崩れした。そして、陸上側の城壁も突破されたカルタゴ側は降伏した。