カワラバッタ
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| カワラバッタ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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カワラバッタ Eusphingonotus japonicus | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eusphingonotus japonicus (Saussure, 1888)[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| カワラバッタ |
カワラバッタ(河原蝗虫、学名: Eusphingonotus japonicus)は、バッタ科に分類される昆虫の一種[3]。日本のみの固有種である。カワラバッタ属 Eusphingonotus Bey-Benkok, 1950 のタイプ種であると同時に本属に分類される唯一の種でもある。従ってカワラバッタ属も日本固有の属となる[1][4]。
形態
色は胴体、前翅、脚ともに灰青色の斑模様で、河原の砂や石によく似た色彩をしている(擬態を参照)[3][4]。時に赤みを帯びた個体も知られる[5]。
前胸背板の前半部は細く短い円筒形で2本の溝で横切られ[3]、後半は著しく幅広くなって強く隆起する[4]。
翅は長く、後翅は半透明で、中央に幅広い褐色の半円帯があり、半円帯の内側(翅の付け根側)は鮮やかな青色。この後翅の色彩は飛翔時によく観察される。
脚は短めで、脛節や跗節(ふせつ)の棘や爪間盤はあまり発達せず、これらの形質は草によじ登るなどの垂直行動には適さず、草地での生息には適応的でないと考えられている[6][4]。
- 頭部
- 鮮やかな青色の後翅
- 河原の石に擬態している様子
生態
分類
- 原記載
原記載以降、中央アジアの砂漠などの乾燥した環境に生息する属である Sphingonotus Fieber, 1852 に分類されてきたが、1950年に胸部や雄の生殖器の形態などに基づいて、本種をタイプ種とする単型のカワラバッタ属 Eusphingonotus Bey-Bienko, 1950が創設され、そこに移された[1]。