ガリシア交響楽団

From Wikipedia, the free encyclopedia

原語名 スペイン語: Orquesta Sinfónica de Galicia
活動期間 1992年 -
ガリシア交響楽団
基本情報
原語名 スペイン語: Orquesta Sinfónica de Galicia
出身地 スペインの旗 スペイン
ガリシア州 ア・コルーニャ
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1992年 -
公式サイト Orquesta Sinfónica de Galicia
公式Youtube Channel
ガリシア交響楽団 (2013年)

ガリシア交響楽団(ガリシアこうきょうがくだん、スペイン語: Orquesta Sinfónica de Galicia、略称:OSG)は、スペインガリシア州 ア・コルーニャに本拠を置くオーケストラ

ガリシア州の主要な文化機関の一つであり、スペイン国内でも急速に評価を高めたオーケストラの一つである[1]。本拠地ア・コルーニャのオペラハウスでの定期演奏会に加え、スペイン国内および国外へのツアーも行っている。また、オーケストラ付属の組織としてガリシア交響楽団合唱団[2]及びガリシア交響楽団ユースオーケストラ[3]を擁し、オペラ上演や教育活動にも力を入れている[1]。特に、楽団のYouTubeチャンネルを通じた積極的なデジタル戦略により、五大陸にわたるフォロワーを持つ国際的なブランドへと成長している[4][5]

沿革

1992年にア・コルーニャ市によって設立された[6]。ア・コルーニャ市、ア・コルーニャ県及びガリシア州の三者から資金提供を受けるが[5]、ア・コルーニャ市とガリシア州政府の間で、資金提供の履行を巡る長期的な対立が続き、組織運営において財政的な課題を抱える[7]

初代の首席指揮者兼芸術監督にはビクトル・パブロ・ペレススペイン語版が就任し、長年にわたりその職を務め楽団の基礎を築いた[1]。1998年からア・コルーニャモーツァルト音楽祭、2003年から2005年まではイタリアペーザロロッシーニ音楽祭のレジデント・オーケストラを務めた[5]。2013年からはディマ・スロボデニュークが首席指揮者を務め、楽団の国際的な知名度の向上に貢献した[8]。2023年に、スペイン出身の指揮者兼ヴァイオリニストであるロベルト・ゴンザレス=モンハスが新たな首席指揮者に就任[9]。その協力関係は高く評価され、2025年には契約が2029年まで延長されることが発表された[10]

歴代首席指揮者

客演指揮者

ガリシア人作曲家の作品の紹介

楽団は、ガリシア州の音楽遺産の保護者としての役割を担い、ザン・ヴィアーニョガリシア語版アンドレス・ガオス・ベレアスペイン語版グレゴリオ・バウドットスペイン語版などの歴史的な作曲家の作品を蘇らせるとともに、現代ガリシア人作曲家への作品委嘱や初演を積極的に行っている[3]

国際ツアー

1995年のツアーで成功を収めたドイツオーストリア[1]といった伝統的なヨーロッパのクラシック音楽市場に加え、2007年にはスペイン語圏という歴史的・言語的なつながりを活かし、チリアルゼンチンウルグアイブラジルなどを含む南米ツアーを実施、2009年にはウィーン楽友協会で演奏会を行った。また、2016年にはアラブ首長国連邦でもコンサートを行った[6][8]

録音

楽団は、その比較的新しい歴史にもかかわらず、世界的な主要クラシック音楽レーベルとの録音契約を次々と実現させている。これまでEMIDeccaドイツ・グラモフォンSonyといった著名なレーベルと提携してきた。また、レパートリーは古典・ロマン派に留まらず、現代音楽にも積極的であり、NAXOSからレオナルド・バラダスペイン語版の現代作品集を、ヘスス・ロペス=コボス指揮によりリリースしている。さらに、地域のフォーク音楽グループのルアル・ナ・ルブレとの協働によるクロスオーバー作品のアルバムも制作している[12]

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI