ガリシア交響楽団
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沿革
1992年にア・コルーニャ市によって設立された[6]。ア・コルーニャ市、ア・コルーニャ県及びガリシア州の三者から資金提供を受けるが[5]、ア・コルーニャ市とガリシア州政府の間で、資金提供の履行を巡る長期的な対立が続き、組織運営において財政的な課題を抱える[7]。
初代の首席指揮者兼芸術監督にはビクトル・パブロ・ペレスが就任し、長年にわたりその職を務め楽団の基礎を築いた[1]。1998年からア・コルーニャのモーツァルト音楽祭、2003年から2005年まではイタリアのペーザロのロッシーニ音楽祭のレジデント・オーケストラを務めた[5]。2013年からはディマ・スロボデニュークが首席指揮者を務め、楽団の国際的な知名度の向上に貢献した[8]。2023年に、スペイン出身の指揮者兼ヴァイオリニストであるロベルト・ゴンザレス=モンハスが新たな首席指揮者に就任[9]。その協力関係は高く評価され、2025年には契約が2029年まで延長されることが発表された[10]。
歴代首席指揮者
- ビクトル・パブロ・ペレス (1992年-2013年)
- ディマ・スロボデニューク (2013年-2022年)
- ロベルト・ゴンザレス=モンハス (2023年- )[10]
客演指揮者
これまでにロリン・マゼール、エリアフ・インバル、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ、ネヴィル・マリナー、トン・コープマン、グスターボ・ドゥダメル、ダニエル・ハーディングなどの著名指揮者が客演している[5]。また、アンドルー・リットンとは、長年にわたり親密な関係を築いている[11]。
ガリシア人作曲家の作品の紹介
楽団は、ガリシア州の音楽遺産の保護者としての役割を担い、ザン・ヴィアーニョ、アンドレス・ガオス・ベレア、グレゴリオ・バウドットなどの歴史的な作曲家の作品を蘇らせるとともに、現代ガリシア人作曲家への作品委嘱や初演を積極的に行っている[3]。
国際ツアー
録音
楽団は、その比較的新しい歴史にもかかわらず、世界的な主要クラシック音楽レーベルとの録音契約を次々と実現させている。これまでEMI、Decca、ドイツ・グラモフォン、Sonyといった著名なレーベルと提携してきた。また、レパートリーは古典・ロマン派に留まらず、現代音楽にも積極的であり、NAXOSからレオナルド・バラダの現代作品集を、ヘスス・ロペス=コボス指揮によりリリースしている。さらに、地域のフォーク音楽グループのルアル・ナ・ルブレとの協働によるクロスオーバー作品のアルバムも制作している[12]。
