ガープス・ベーシック第4版

From Wikipedia, the free encyclopedia

訳者 グループSNE安田均、黒田和人
発行日 2005年12月(キャラクター)
2006年3月(キャンペーン)
発行元 富士見書房
ガープス・ベーシック第4版
GURPS 4e Basic Set
著者 スティーブ・ジャクソンショーン・パンチDavid L. Pulver
訳者 グループSNE安田均、黒田和人
発行日 2005年12月(キャラクター)
2006年3月(キャンペーン)
発行元 富士見書房
ジャンル ゲームブック
日本
言語 日本語
コード ISBN 978-4829176009
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

ガープス・ベーシック第4版』(ガープス・ベーシックだいよんはん、GURPS 4e Basic Set )はスティーブ・ジャクソンショーン・パンチDavid L. Pulverが書き上げたハードカバーの2冊セットのテーブルトークRPGのシステムガープス第4版の基本ルールブック。スティーブ・ジャクソン・ゲームズ2004年GURPS Basic Set: Characters[1](第1巻)とGURPS Basic Set: Campaigns[2](第2巻)を出版した。日本語版は第1巻の『ガープス・ベーシック【第4版】キャラクター』[3]2005年12月に、第2巻の『ガープス・ベーシック【第4版】キャンペーン』[4]2006年3月にグループSNEの翻訳により富士見書房から出版された。第1巻の『ガープス・ベーシック【第4版】キャラクター』は、ガープスのキャラクターを作ってプレイする方法を理解したいプレイヤーに焦点を当てている。8のサンプルキャラクターが含まれている。第2巻の『ガープス・ベーシック【第4版】キャンペーン』はゲーム世界を構築するゲームマスターのための知識に焦点を当てている。ガープスでキャンペーンを行うためのすべての基本的な知識はこの本に、ジャンルや世界固有の知識は他の本に収められている。

ガープスのひとつ前の版(第3版)のルールは「ベーシックセット」をコアルールブックとし、新しい選択ルールや拡張ルールを集めて整理した GURPS Compendium I [5]GURPS Compendium 2 [6] が後に出版された。

第4版では以前の版からの変更点として、原書のルールブックがフルカラーでハードカバーになった。その後の一連のガープス第4版の原書も同様であるが、これに対するプレイヤーの反応はまちまちである。

第3版から第4版への移行を容易にするために、GURPS Update [7] が無料のPDFの形でリリースされた。 GURPS Update には、以前の版のキャラクターやソースブックにある情報を新ルールに変換するための、簡単ながら総合的なガイドが含まれている。GURPS Updateの日本語版は公式には配布されていない。

日本語版

原書が重量や長さなどの単位にヤード・ポンド法を用いているのに対し、日本語版ではメートル法を用いている。 原書では、ヤード・ポンド法をメートル法に変換する表[8][脚注 1]が用意されており、数値は実際の正確な値とは異なりゲーム向けに簡素化されている。例えば、1ヤードは実際の値では0.914メートルだが、ガープスでは1メートルとみなしている。これによってヤード・ポンド法からメートル法への変換も容易になっている。この表には、長さ重量体積のほか温度の単位も定められている。

ヤード・ポンド法から簡素化されたメートル法への変換により、日本語版における荷重基本値(Basic Lift, BL)は、重量にポンド(pound, lb.)を用いているのに対し、メートル法に変換する表に従って、1lb. = 0.5kg[脚注 2]とみなし、kg重を基準に計算しているため、値が原書の半分になる。同様に日本語版における装備品の重量は単位をkgで表しているため、こちらの値も半分になる。

翻訳における問題

日本語版では端数切捨てを「繰り上げ」と訳す致命的な間違いや、Split Personalityを「多重人格」(解離性同一性障害)の代わりに「統合失調症」と訳す[脚注 3]などグループSNEによる誤訳が見られる。スティーブ・ジャクソン・ゲームズ公式サイトのエラッタには掲載されてグループSNEの公式サイトのエラッタにも掲載されないエラッタや、グループSNE自身の誤訳によるエラッタも見つかる。例えば、端数切捨ての誤訳はグループSNEのエラッタに掲載されているが、Split Personalityの誤訳のエラッタは掲載されていない。Thaumatology 技能の日本語訳に<魔法学>と<魔法理論>両方が現れ、Light machine gun の日本語訳に「ライトマシンガン」と「軽機関銃」両方が現れるなどの訳語不統一も見られる。

受賞とノミネーション

  • 2004年、GURPS 4e Basic set はBest RPGとして"Pen & Paper Fan Award"を受賞[9]し、RPG Hall of Fameに殿堂入りした[10]
  • 2005年、Best Role-playing Gameとしてオリジン賞にノミネートされた[11]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI