キム・オクチュは2017年に行われた牡丹峰楽団地方公演(元山市・咸興市・新義州市・江界市・安州市・南浦市・沙里院市を巡回)にて、陸軍少佐の階級章を付けて出演していたことが確認されている(なお、楽団長は大佐の階級章を付けていた)。牡丹峰楽団声楽科の科長とされる。
銀河水管弦楽団「牡丹峰重唱組」に所属していたころは中堅歌手として朝鮮民謡からロシアのポップスまで幅広い分野で多彩な歌唱力を示し、楽団の事実上のボーカルリーダーであったと評価されている[1]。
2018年2月には三池淵管弦楽団の一員として大韓民国(韓国)を訪問し、同楽団の韓国公演に出演している[1]。また同年4月3日に平壌市の柳京鄭周永体育館で行われた「南北平和協力祈願南側芸術団平壌公演」(観客動員数1万2000人)では、南側芸術団に所属する韓国の歌手イ・ソニと共演した[2]。
2021年5月時点では、キム・テリョンと共に北朝鮮を代表する歌手の地位を築いている。
2021年6月20日に金正恩臨席のもと行われた公演では、全26曲中22曲をキム・オクチュが歌唱し、事実上の単独公演として話題となった[1]。キム・オクチュは銀河水管弦楽団・牡丹峰楽団の他、青峰楽団・三池淵楽団など金正恩時代の北朝鮮を代表する楽団で活動し、訪韓公演に参加した同世代の歌手が続々と引退もしくは消息が途絶える中、第一線で活躍を続けている[1]。
2021年7月11日、キム・オクチュに「人民俳優」の称号が授与された。同日行われた表彰式では、他の国家表彰を受けた芸術家らと共に金正恩からの祝賀を受け、記念写真を撮影した[3]。
2025年に入っても活躍を続けており、同年8月22日に朝鮮中央テレビで放送された「朝鮮人民軍海外作戦部隊指揮官・戦闘員のための祝賀公演」では、ロシア派兵で戦死した軍人への追悼曲などを歌唱した[4]。