キリストの遺体
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| ドイツ語: Der Leichnam Christi mit den Leidenswerkzeugen 英語: Corpse of Christ | |
| 作者 | アンニーバレ・カラッチ |
|---|---|
| 製作年 | 1583-1585年 |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 70.7 cm × 88.8 cm (27.8 in × 35.0 in) |
| 所蔵 | シュトゥットガルト州立美術館、シュトゥットガルト |
『キリストの遺体』(キリストのいたい、英: Corpse of Christ)、または、『キリストの遺体と受難具』 (キリストのいたいとじゅなんぐ、独: Der Leichnam Christi mit den Leidenswerkzeugen、英: The Body of Christ with the Instruments of Suffering)は、イタリア・バロック期のボローニャ派の巨匠アンニーバレ・カラッチが1583-1585年にキャンバス上に油彩で描いた絵画である。1967年以来、ドイツのシュトゥットガルト州立美術館に所蔵されている[1]。
カラッチの画業初期に制作された本作はアンドレア・マンテーニャの『死せるキリスト』 (ブレラ美術館、ミラノ) を疑いなく想起させ[1]、『死せるキリスト』へのオマージュとなっている。おそらくカラッチは、マンテーニャの作品をアルドブランディーニ家のコレクションで見たと思われる[2]。

カラッチは、マンテーニャ同様に足の方からの視点による前面短縮法を用いている。イエス・キリストの遺体は屈折した姿勢で横たわる姿で描かれており、衝撃的である[1]。足元には、茨の冠、キリストの手と脚に打たれた釘、そして釘を抜くために用いられたピンセットが置かれている。これらの道具はアルマ・クリスティ、または受難具と呼ばれる[3]。
マンテーニャとは異なり、カラッチはキリストの横に嘆き悲しむ人々を描いておらず、死体のよりリアルな描写をしている。結果的に、マンテーニャの作品よりもいっそうキリストの遺体、すなわち聖餐の視覚化に焦点が当てられているのである[1]。