ペンタクロロニトロベンゼン
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ペンタクロロニトロベンゼン(英: pentachloronitrobenzene、略称PCNB)は化学式C6Cl5NO2で表される有機化合物。キントゼン(quintozene)などの別名でも呼ばれる。純粋なものは無色、純度の低いものは淡黄色の結晶で、特異な臭気がある。
| 物質名 | |
|---|---|
pentachloronitrobenzene | |
別名 PCNB、キントゼン | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.001.305 |
PubChem CID |
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| UNII | |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C6Cl5NO2 | |
| モル質量 | 295.36 g/mol |
| 外観 | オフホワイトないし黄色の結晶 |
| 融点 | 44℃ |
| 沸点 | 328℃で分解 |
| 0.44 mg/L | |
| アルコールへの溶解度 | 微溶 |
用途
化学反応
安全性
半数致死量(LD50)はラットへの経口投与で1,650mg/kg、ウサギへの経皮投与で5,000mg/kg以上[2]。ミシッドシュリンプに対する48時間半数致死濃度(LC50)は0.01μg/Lと水生生物に対しては非常に強い毒性がある[2][3]。不純物として、発癌性のあるヘキサクロロベンゼン(HCB)を含む[4]。600~800℃の加熱分解によってもHCBを生じる[1]。千葉県と群馬県の農業試験場の調査では、PCNBを散布した土壌中にはHCBのほかペンタクロロアニリン、ペンタクロロベンゼン、ペンタクロロチオアニソールなどの代謝生成物が確認された。PCNBの半減期が2~3か月程度であるのに対し、代謝生成物の中には半減期が3年以上に及ぶものもある[1]。

