ギャングスタズ・パラダイス
クーリオのシングル
From Wikipedia, the free encyclopedia
「ギャングスタズ・パラダイス」(英:Gangsta's Paradise)は、クーリオ(フィーチャリング L.V.)のラップ曲で、1995年の映画『デンジャラス・マインド』で使用された。この曲は、後にクーリオのアルバム『ギャングスタズ・パラダイス』と、『デンジャラス・マインド』サウンドトラックに収録された。クーリオはこの曲とアルバムでグラミー賞を受賞した。また、ニューヨークの新聞The Village Voice Pazz & Jop critics poll の、1995年のベスト・シングルを受賞している。
この曲はスティーヴィー・ワンダーの1976年の楽曲「楽園の彼方へ」(Pastime Paradise) をサンプリングしている。1995年のビルボード・ミュージック・アワードでは、クーリオとL.V.に加え、スティーヴィー・ワンダーも共演した。
1995年、秋から冬にかけて日本国内で深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』(フジテレビ)でもUKシングルチャートトップ20でNo.1を獲得している。
2008年に発表された VH1's 100 Greatest Songs of Hip Hop では、38位にランクインしている。
歌詞と音楽
この曲は、スティーヴィー・ワンダーのアルバム『キー・オブ・ライフ』に収録された曲「楽園の彼方へ」(Pastime Paradise) をサンプリングしたものである。歌詞はクーリオ自身のストリート・ライフを描いている。
歌詞の内容は、非常に暗くて悲しく、暴力への批判とギャングスタ・ライフの悲劇である。L.V.が歌うコーラスは、さらに重く悲しい自己批判の内容である。
ミュージック・ビデオ
ミュージック・ビデオは、アントワーン・フークアが監督をつとめ、『デンジャラス・マインド』の主演女優ミシェル・ファイファーが出演している。
クーリオが、1996年のMTV Video Music Awardsで Best Rap Videoを受賞した際、記者会見でボーン・サグスン・ハーモニーの「Tha Crossroads」の方が受賞すべきだと言った。
チャート・アクション
このシングルは、アメリカ合衆国、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、オーストリア、オランダ、ノルウェー、スイス、オーストラリア、ニュージーランドで 1位を獲得し、クーリオのシングルでは最も成功したものである。クーリオが2009年にイギリスのテレビ番組で演奏したバージョンが発売され、そのシングルは全英シングルチャートで31位を記録した。
アメリカのBillboard Hot 100では、1位を3週間、2位を9週間(うち8週はMariah Carey "Fantasy"に阻まれる)、合計12週もの間TOP2を記録する大ヒットとなった(Billboard Hot 100史上、4番目に長い期間2位を記録したシングルである)。また、1995年の年間シングルチャートでは 1位を獲得した[1]。 The Billboard Hot 100 All-Time Top Songs では69位にランクインしている[2]
記録と受賞
|
MTV
|
チャートとセールス
順位
|
年間チャート
ディケード・チャート
|
認定
前後チャート
前後のチャート1位の作品
| 先代 「ユー・アー・ナット・アローン」 by マイケル・ジャクソン |
Billboard Hot 100 1位獲得作品 1995年9月9日 - 1995年9月23日(3週間) |
次代 「ファンタジー」 by マライア・キャリー |
| 先代 「フェアグラウンド」 by シンプリー・レッド |
全英シングルチャート 1位獲得作品 1995年10月28日 - 1995年11月4日(2週間) |
次代 「I Believe」/「Up on the Roof」 by Robson & Jerome |
| 先代 「ザ・サイン」 by エイス・オブ・ベイス |
Billboard Hot 100 年間チャート1位獲得作品 1995年 |
次代 「恋のマカレナ」 by ロス・デル・リオ |
その他
アメリカのポスト・ハードコアバンドであるフォーリング・イン・リヴァースが本曲のカヴァーをし、その音源がコンピレーションアルバム『PUNK GOES 90's Vol.2』に収録された。また、ミュージック・ビデオも製作され、クーリオとの共演も果たした[26]。