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ギリシア語魔術パピルス

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『ギリシア語魔術パピルス』(ギリシアごまじゅつパピルス、英: Greek Magical Papyri, 羅: Papyri Graecae Magicae, 略称: GMPまたはPGM[6])は、古代ギリシア語で書かれた魔術関係のパピルス文献を20世紀に書籍にまとめたもの[7]。ギリシア・ローマ時代の魔術(英語版)の重要資料。

魔術パピルスに描かれたセト神

背景

ドイツの学者プライゼンダンツ(英語版)が1930年前後に初版、1970年代に2版を刊行した[8]。1990年前後にはベッツ(英語版)が英訳増補版を刊行した[4][9]。収録されたパピルスの現物は大英博物館などが所蔵している[8]。

西洋古典学・歴史学において、魔術は長らく陽の当たらない研究対象だったが[4][10]、19世紀以降パピルスが大量発見されたことなどから、徐々に研究されるようになった[7]。1990年代から21世紀には最先端の研究対象となっている[9][4]。

内容

前1世紀から後6世紀(プトレマイオス朝末期からローマ帝国期)古代エジプトで書かれたパピルスからなる[11]。基本的にはギリシア語だがコプト語やデーモティックも含まれる[12]。

魔術の内容は、治療や恋愛などの呪文から[11]、宝石魔術・死霊魔術・天体魔術の儀式の手引きまで多岐にわたる[13]。

オルフェウス・ホメロス・ピュタゴラス・デモクリトス・テュアナのアポロニオスなど古代ギリシア・ローマの人名や[14]、素性不明なエジプト人魔術師の人名[14][15]、ヘカテー[16]・ソロモン・イエス・ゾロアスターなど諸宗教の神名・人名が散見される[14]。

脚注

参考文献

外部リンク

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