クリミア・タタール料理
クリミア・タタール人の食文化
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代表的な料理
軽食・粉もの
- チェブレク(Çiberek):味付けした羊の挽肉などを、ごく薄くのばした生地に詰め、油で揚げた料理。クリミア・タタール人の代表的な民族料理であり、ウクライナやトルコなどでも人気がある[1]。
- ヤンティク(Yantıq):チェブレクと似ているが、油で揚げず、熱した乾いたフライパンで焼き上げる[2]。焼き上がった後にたっぷりとバターを塗るのが特徴で、チェブレクよりも油っこくなくヘルシーとされる[2]。きのこやチーズ、トマトを入れたヤンティクは、追放時代の環境下で肉の代替として誕生した[3]。また、くっつかないように高くドーム状になった専用の蓋付き金属食器で提供され、蒸気で保温される[2]。チェブレクとヤンティクを調理する実践は、ウクライナの無形文化遺産国家リストにも登録されている。
- コビエテ(Köbete):肉などを包んだ伝統的なパイ料理[3]。
- ブルマ(Burma):肉や玉ねぎ、じゃがいもなどを巻いたロール状の料理で、新年などにも食べられる[4]。
- サムサ:追放先の中央アジアから取り入れられた、肉や豆などを詰めた三角形や円形のパイ[3]。
スープ・メインディッシュ
- タタール・アシュ(Tatar aş) / カシク・アシュ(Qasıq aş):非常に小さなペルメニ(水餃子)が入ったスープ[5]。「スプーン(カシク)のスープ」を意味し、1つの大さじに9個から12個のペルメニが乗るほど小さく作るのが理想とされる[5][4]。古くは、このペルメニをどれだけ小さく作れるかが未来の嫁の腕前を試すテストであったとも言われている[5]。
- ラグマン:中央アジアのものとはやや異なり、クリミアのものはトマトベースで野菜と汁が多めのタイプが食べられている[6]。
- サルマ(Sarma):ブドウの葉などで具材を包んだ料理[3]。
- シシカバブやマンティ:羊肉などを使った串焼きや水餃子も広く食べられている[4]。
- クリミア風ボルシチ:肉入りと肉抜きがあり、濃いめの味付けが特徴である[6]。

