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クロアナゴ

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クロアナゴ(黒穴子[2]、学名:Conger jordani)は、アナゴ科に分類される魚類の一種。その名の通り体は黒く、マアナゴのように目立つ点は見られない。全長は1.5mに達する。北西太平洋に分布し、岩礁域に生息する。食用となっている。

1958年にアメリカの魚類学者であるRobert H. Kanazawaによって記載され、タイプ産地は日本であった[3][4]。種小名は日本の魚類を研究したデイビッド・スター・ジョーダンへの献名[5]。以前の学名は Conger japonicus Bleeker, 1879 であったが、2016年の分類学的再検討により、C. japonicus はマアナゴのシノニムとなり、クロアナゴの学名は Conger jordani となった[6]。ダイナンアナゴと混同されていた[7]。

福岡県ではトウヘイ[2]、大分県臼杵市ではレースケと呼ばれる[8]。トウヘエ、ドエイ、クロベエ、カラス、アサギ、ベエスケ、トウスケ、バカ、レイスケ、アナゴウナギといった呼び名もある[9]。東京都や神奈川県の釣り人は同名の蛇に例えてアナコンダの愛称で呼ぶこともある[2]。

分布と生息地

日本、朝鮮半島、中国、台湾など、北西太平洋に分布する。日本では茨城県以南の太平洋岸、瀬戸内海、京都府以南の日本海岸、東シナ海岸で見られる。岩礁域や沖合に生息する[7]。分布域はマアナゴやダイナンアナゴよりも南である[10]。

形態

全長1.4mに達する。体は黒く、マアナゴのような白点は入らない。背鰭は胸鰭の先端よりも後方から始まる。胸鰭は15-16条から成る。ダイナンアナゴと似るが、ダイナンアナゴは頭部が大きく、全長の18%を占める。クロアナゴでは全長の14%である。また胸鰭は19-21条から成る[7]。

生態

底魚であり、小魚や甲殻類を捕食する[11]。東京湾で200個体を捕獲した研究では、年齢は最大でも6-7歳で、ほとんどの個体が雌であった。このことから、雄と雌の生息地が異なることが考えられる[10]。

人との関わり

出典

関連項目

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