クロオウチュウ

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クロオウチュウ
クロオウチュウ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
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分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: オウチュウ科 Dicruridae
: オウチュウ属 Dicrurus
: クロオウチュウ M. canorus
学名
Dicrurus adsimilis Bechstein, 1794
英名
Pale Chanting GoshawFork-tailed drongo

クロオウチュウ(黒烏秋、学名Dicrurus adsimilis)は、スズメ目スズメ亜目カラス上科オウチュウ科に分類される鳥である。

全身、黒色で覆われている。翼は黒ずんでおり光沢があり、目は赤色をしている。尻尾が二股に分かれているのが特徴。体重70 - 125グラム

分布

南アフリカ共和国カラハリ砂漠サハラ砂漠南部と広範囲に棲息している。

生態・摂食

普段は高い木の上にいて見張り役・用心棒役をしており、猛禽類などが飛来するとかん高いアラームコール(警戒声)を出して、仲間や他の動物に警告している。

ミーアキャットは、クロオウチュウの警戒声を覚えており、その声を聞くと敵が来たと判断して立ち上がり周囲を見回したり、巣穴に逃げ帰る習性がある[2]

クロオウチュウは、長い尾羽も持ち高い飛行能力を持っているので、夏の間は、飛んでいる昆虫を巧みに空中で捉えて食べている[2]。しかし、冬になると昆虫が飛ばなくなり食糧が乏しくなる[2]。するとクロオウチュウは、ミーアキャットチメドリ科など他の動物が餌を見つけ食べてる最中に、偽のアラームコールを発し、その声を聞いたミーアキャットなどの小動物が慌てて獲物を置いて逃げたのを見計らって、その獲物を横取りすることから「泥棒鳥」と呼ばれる[3][2]。偽の警報を鳴らすことによって日々の摂取カロリーの4分の1を獲得する。

クロオウチュウは「声真似」が得意で、クロオウチュウ以外の動物の声色を真似ることができる[2]。ある研究者が調査したところでは18種類の動物の声を真似ることができる[2]。クロオウチュウは、チメドリ科ムクドリなどの他の鳥の警戒声や、ミーアキャットの警戒声も真似ることができる[2]。クロオウチュウの偽の警戒声はやがて他の動物がそれを見抜くようになりそうだが、声色を多数使いわけており、本当に敵が来た時にも本来の警戒声も出すため他の動物はクロオウチュウの声に反応しつづける[2]

繁殖

木に巣を作り、2 - 4個産む。

ギャラリー

テレビ放送

脚注

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