クロテナガザル属

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クロテナガザル属(クロテナガザルぞく、Nomascus)は、哺乳綱霊長目テナガザル科に分類される属。別名ホオジロテナガザル属[3]

従来はテナガザル属 Hylobates 内の1亜属で、この亜属の全ての個体が種クロテナガザル Hylobates concolor 1種に分類されていた。[注釈 1]全身が黒い種もあるし、全体は明るめで頭部に黒いトサカ状の毛を持つ種、頬に明るいヒゲ状の毛を持つ種など様々である。クロテナガザル属の1種であるヒガシクロテナガザルは、世界で最も絶滅の危機に瀕している類人猿とされている[4]

カンボジア東部、中華人民共和国南東部(海南島含む)、ベトナムラオス[5]

主にメコン川以東に分布するが、カンムリテナガザルの一部はメコン川以西にも分布する[5]

分類

属名Nomascusは古代ギリシャ語で「遊動する」の意[6]

以前はテナガザル属Hylobates内のクロテナガザル亜属Nomascusとされ、クロテナガザル亜属はクロテナガザルHylobates concolorのみで構成されていた[5][6]。後にクロテナガザルの亜種とされていたキホオテナガザル(ホオアカテナガザル)などの種が独立種として分割されるようになった[5][7]。2001年にはテナガザル属から分割し、独立した属とする説が提唱された[1]

染色体数は2n=52[5]

以下の分類・和名・英名は日本モンキーセンター(2018)に従う[5]

人間との関係

開発による生息地の破壊・分断化、食用や薬用の狩猟などにより生息数が減少している種もいる[7]

出典

注釈

関連項目

外部リンク

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