グアダルーペの聖母 (スペイン)

From Wikipedia, the free encyclopedia

Our Lady of Guadalupe (Extremadura)

グアダルーペの聖母(グアダルーペのせいぼ)は、スペインに存在する聖母マリア彫像。また、彫像が発見された際の聖母マリアの出現伝説である。

グアダルーペの聖母の聖堂は中世のカスティーリャ王国において、最も重要な聖マリア聖堂であった。 現在でもスペインのエストレマドゥーラ州カセレス県に位置するサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院において崇敬されつづけている。 グアダルーペの聖母はスペインに3つある黒い聖母像のうちの1つとされる。 1928年10月12日、聖マリア像は教会法に基づき戴冠された。

グレゴリウス1世により、聖母マリア像は聖ルカ彫刻したものであり、セビリアの大司教、聖レアンデルに与えられたとされた。 地元の伝説では、712年にセルビアがムーア人に侵略されたため司祭たちが北方に逃れる際、彼らの手によってエストレマドゥーラにあるグアダルーペ川近くの丘に聖母マリア像が埋められたとされる。 14世紀の初頭、牛飼いのヒル・コルデロが山で逃げ出した家畜を探している際に聖母マリアが出現した。 彼は司祭に、聖母マリアが目の前に現れた。また、その周辺を掘るよう司祭に願い出よと命じられたと訴え出た。 発掘した司祭は隠された彫像を発見し、その場所に小さな聖堂を立てた。その聖堂は大きく発展し、後にサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院となった。

聖母像について

高さ60cmほどの彩色された木製の彫像であり、黒い聖母像である。 イエスが聖母マリアの膝の上に座っている聖母子像で、"知恵の座"や"上智の座"として知られる形式となっている。 また、この形式は11世紀から13世紀の間に北ヨーロッパから広まっている[1]

少なくとも14世紀後半においては、彫像は刺繍された服で飾られていた。そのため、彫像の手と顔だけが見られる状態であった。 豪華なローブは提供した者の富と名誉の証明とされており、天の女王に相応しく金糸で刺繍され宝石で飾られていた。(ローブに隠され)彫刻そのものはほぼ見られなかったとされる[2]

巡礼

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI