グリシドール From Wikipedia, the free encyclopedia グリシドール IUPAC名オキシラニルメタノール 別称2,3-エポキシ-1-プロパノール酸化3-ヒドロキシプロピレン 識別情報 CAS登録番号 556-52-5 KEGG C10920 SMILES OCC1CO1 特性 化学式 C3H6O2 モル質量 74.08 g/mol 密度 1.1143 g/cm3 融点 −54 °C 沸点 167 °C (分解) 危険性 NFPA 704 2 4 3 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 グリシドール (Glycidol) は、エポキシドとアルコール基の両方を含む有機化合物である。 無色透明の液体で、わずかに粘性がある。水、エタノール、エーテル、ベンゼンに溶解する。 天然油脂、農薬、ビニル樹脂などの安定剤 エポキシ樹脂、アルキド樹脂の反応希釈剤 木綿、羊毛などの改質剤 分散染料、反応性染料の染料性改良剤 解乳化剤 グリセロール合成などの中間生成物 発癌性 国際がん研究機関 (IARC) により、発癌性物質グループ2A (おそらく発癌性がある)に分類されている。 2009年、花王は食用油「エコナ」のグリシドール脂肪酸エステルの含有量が比較的多いとして、その出荷を一時的に停止した[1]。グリシドール脂肪酸エステルはグリシドールの前駆体で、胃酸などの強酸下で分解しグリシドールを生成するとの説がある。 脚注 ↑ 日本経済新聞社 (2009), 「エコナ」出荷一時停止, 日本経済新聞 全日版 (13 ed.), 日本経済新聞社 (2009-09-17発行), p. 15 典拠管理データベース: 国立図書館 ドイツ Related Articles