グルームブリッジ1830
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| グルームブリッジ1830 Groombridge 1830[1] | ||
|---|---|---|
| 仮符号・別名 | Gmb 1830[1] | |
| 星座 | おおぐま座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 6.45[1] | |
| 分類 | 高速度星[1] | |
| 位置 元期:J2000.0[1] | ||
| 赤経 (RA, α) | 11h 52m 58.7673392602s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +37° 43′ 07.254116235″[2] | |
| 赤方偏移 | -0.000327[1] | |
| 視線速度 (Rv) | -98.008 km/s[1] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: 4002.655 ミリ秒/年[1] 赤緯: -5817.800 ミリ秒/年[1] | |
| 年周視差 (π) | 109.0296 ± 0.0197ミリ秒[2] (誤差0%) | |
| 距離 | 29.914 ± 0.005 光年[注 1] (9.172 ± 0.002 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | 6.6[注 2] | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 0.586 ±0.004 R☉[3] | |
| 質量 | 0.63 ±0.02 M☉[3] | |
| 表面重力 | 4.702 ±0.015 (logg)[3] | |
| スペクトル分類 | K1V_Fe-1.5[1] | |
| 光度 | 0.221 ±0.005 L☉[3] | |
| 有効温度 (Teff) | 5174 ±32 K[3] | |
| 色指数 (B-V) | 0.75[4] | |
| 色指数 (U-B) | 0.17[4] | |
| 色指数 (R-I) | 0.45[4] | |
| 金属量[Fe/H] | -1.26 ±0.07 [3] | |
| 年齢 | 54億年以上[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| おおぐま座CF星[1], Argelander's star[6][7], Gmb 1830[1], BD +38 2285[1], FK5 1307[1]GJ 451[1], HD 103095[1], HIP 57939[1], HR 4550[1], SAO 62738[1] | ||
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グルームブリッジ1830 (英語: Groombridge 1830) は、太陽系からおおぐま座の方向約30光年の距離にある恒星で6等星。1842年にフリードリヒ・ヴィルヘルム・アルゲランダーによって大きな固有運動が発見されたことから Argelander's star(アルゲランダーの星)とも呼ばれる[6][7]。1898年にカプタイン星が見つかるまで、最大の固有運動を持つ天体として知られていた。
イギリスの天文学者スティーヴン・グルームブリッジが、1806年から1830年代にかけてグルームブリッジ子午環を使った観測でカタログに記録し、死後に彼の星図集『Catalog of Circumpolar Stars』(1838年)に掲載されたK型主系列星あるいは黄色準矮星である。天の川銀河の銀河ハローに起源を持つ天体で、この種類の星は太陽近傍では0.1 - 0.2%の割合でしか存在しない。他の銀河ハローの天体と同様に金属量(ヘリウムより重い元素)が少ない金属欠乏星である[5]。
1937年4月27日にアレゲニー天文台で撮影された写真乾板には、スーパーフレア[注 3]に起因するとみられるグルームブリッジ1830の増光が記録されている。放出されたエネルギーは写真乾板の感光波長帯だけで見ても10の35乗エルグ程度に達したと推定されている[8]。1960年代から1970年代にかけて、ピート・ファンデカンプらによって公転周期175日で周回する8.5~12等の閃光星を伴星に持つとする説が出されたが、1980年代の観測で伴星の存在は否定された[9]。