グレー・パール
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グレー・パールは、バラの園芸品種の1つ。1945年にイギリスで、Samuel Davidson McGredy Ⅲによって作出された[1][2][注 1]。歴史的な名花、灰色の花のバラとして有名であると同時に、青バラの原点となった品種としても知られる[1][4]。
四季咲き・直立または半直立または半横張り性のハイブリッド・ティー系のモダンローズ[1][2][4]。交配種は、(Mrs.Charles Lamplough×実生) × (Sir David Davis×Southport) [1][2]。樹高は0.8m、株張りは60cm[1][2][5]。灰色がかった淡い紫色の花で、弁底は茶色がかる[1]。花色は季節によって変化する[1]。春の花色は、ジュリアとよく似ている[3]。寒暖の差が大きくなると、ブルーイングして紫色になる[5]。花径は8cm-10cm[1][2][4][6]。花型はロゼット咲き[1][注 2]。花弁の端がややとがった整形花である[6]。開花するとすぐにロゼット咲きになる[3]。3輪程度の房咲きになる[1][5]。花は花首をかしげたようにして咲く[2]。花付きはよい[1][2][5]。花もちは中程度[1]。早咲きの品種である[1][注 3]。中香から強香の間の芳香がある[1][注 4]。枝は細く華奢で、棘が多い[4][6]。花が咲くと枝がややしなる[6]。花枝はやや細く短い[1]。節数が少ないため葉の枚数も少ない[1]。そのために、樹勢は弱い[1][2][5]。また、生育が緩慢である[1][6]。耐病性はやや弱い[1][注 5]。うどんこ病、黒点病にともに弱い[2]。株は細立ちで、暴れる[5]。鉢植えにもよいが、花壇植え向き[1][4][注 6]。日照と土壌条件のよい場所に植え付けて、定期的に薬剤を散布する必要がある[1]。古い品種だが、コレクションする愛好家が今でもいる[2][4]。日本国外では、ザ・マウス (The Mouse) の別名で流通している[2][3]。本品種とよく似たモダンローズに「グレー・ドーン」があるが、それに比べると樹の性質は弱い[2]。