グール (クトゥルフ神話)
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概要

アラビア伝承のグールがモデル。地下に棲息し、墓を荒らして死体を食らう。外見はイヌに形容され、蹄を持つ。
彼らグールは人間社会に寄生して生活する。グールの赤子と人間の赤子が取り替えられることがあり、取り替えられた人間の赤子はグールとして育てられる。グールと生活することによって(または魔術によって)、人間がグールに変容することがある。墓地や都市の地下には、迷宮のような彼らの行動網が存在する。
またグールは目覚めの世界とドリームランドを行き来する手段を持っている。ドリームランドのグールはナイトゴーントと同盟を結んでおり、ときにはナイトゴーントに騎乗して飛行する。反面、ガグ族やガストなどといった種族とは対立する。
リチャード・アプトン・ピックマンやランドルフ・カーターは、人間でありながら、彼らグールと交流し協力関係を築いた。
また、エジプト女王ニトクリスを、HPLは『ファラオとともに幽閉されて』にて「グールの女王」と表現した。
初出作品『ピックマンのモデル』の影響から、地下鉄と関連付けられることが多い。
登場作品
- HPL:ピックマンのモデル(1927)、未知なるカダスを夢に求めて(1926)
- クラーク・アシュトン・スミス:名もなき末裔(1932)
- ロバート・ブロック:自滅の魔術(1935)、哄笑する食屍鬼(1936)
- ロバート・B・ジョンソン:遥かな地底で(1939)
- リン・カーター:ナスの谷にて(1975)、窖に通じる階段(1976)、円柱都市にて(198X)
- ブライアン・マクノートン:食屍姫メリフィリア(1990)
- ローレンス・J・コーンフォード:霊廟の落とし子(2001)
- ドナルド・タイスン:ネクロノミコン アルハザードの放浪(2004)
- ケイトリン・R・キアナン:禁じられた愛に私たちは啼き、吠える
- ジェマ・ファイルズ:腸卜(2011)
グールの人物
- リチャード・アプトン・ピックマン
- ボストンの画家。リアリティあふれるグールの絵を描いていた。失踪後にグールになり、ドリームランドのグール達のリーダー格となった。
- 登場作品:『ピックマンのモデル』『未知なるカダスを夢に求めて』
- ニトクリス
- 伝説上のエジプト女王。HPLが「グールの女王」と表現したことで、後にクトゥルフ神話のグールと結び付けられるようになる。
- 登場作品:『ファラオとともに幽閉されて』『ニトクリスの鏡』
- ナグ(ナゴーブ)[注 1]
- すべてのグールたちの父祖。邪神ニョグタを崇拝する。
- その他
グールの神
関連項目
- グール
- 取り替え子
- ボストン高架鉄道(マサチューセッツ湾交通局)