ファラオとともに幽閉されて

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ファラオとともに幽閉されて』(ファラオとともにゆうへいされて、Imprisoned with the Pharaohs)は、ハワード・フィリップ・ラヴクラフトの小説。

1924年2月に執筆され、同年のパルプ雑誌『ウィアード・テイルズ』の5・6・7月合併号に掲載され、1939年7月号にも再収録されている。本作は、脱出王ハリー・フーディーニの名前で発表されたが、ラヴクラフトの代筆である。エジプトを旅行したフーディーニの体験を描く物語。

あらすじ

エジプト旅行を計画したフーディーニは、現地のアラビア人ガイド、アブドゥル・レイス・エル・ドログマンの案内によってカイロアレクサンドリアギザの三大ピラミッドなどを観光する。旅行中のある日、ガイドのアブドゥルが同じ地元のアラブ人と喧嘩になり、決闘することになる。面白いと思ったフーディーニは、決闘の介添え人として同行する。決闘は、真夜中のピラミッドの頂上で行われた。しかし決闘は、あらかじめ仲直りの形式だったこともあり大きな騒ぎにならず、二人のアラブ人は、仲間と一緒に和気藹々と酒を飲み始めてしまう。フーディーニが少しがっかりしていると隙を見たアラブ人たちが彼をロープで縛りあげる。彼らは、「フーディーニの魔力を窮極の試練で試す」といってピラミッドの近くにあるスフィンクス神殿の縦穴にロープで彼を乱暴に降ろしてしまう。これまでも自分に手荒な挑戦を申し込んで来た人間がいた経験がありフーディーニは、ロープから脱出することに成功する。しかしアブドゥルたちに降ろされた穴は、異様な空気に包まれておりフーディーニは、自分の恐ろしい体験は、自分が穴に落ちてから見ていた悪夢だと信じ込もうとする。

解説

収録

関連項目

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