ゲホウグモ属
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| ゲホウグモ属 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゲホウグモ雌成虫 網にいる状態。つやあり部分が見える。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Poltys C. L. Koch, 1843 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゲホウグモ属 |
ゲホウグモ属 Poltys C. L. Koch, 1843 はコガネグモ科のクモの1群。腹部が特異な形をしており、止まっていると木の瘤などに見える。
特異な形を持つコガネグモ科のクモ類。頭部は球状になっており、胸部とは深く刻まれた頸溝によって区別される[1]。中眼域(前中眼と後中眼、合わせて4個の眼の並ぶ範囲)はそこから更に突き出した部分の先端にある。前側眼は前中眼と近い位置にあるが、後側眼は後方に離れた位置にある[1]。背甲は、その中央部には毛が多いがそれ以外の部分には毛がなくて光沢があり、歩脚も腿節の胴体に向いた面が無毛で光沢がある[2]。歩脚は前脚が長くなっている[1]。腹部は前方に大きく膨らんでおり、背甲の後部を覆う形になっている[1]。また腹部の前の縁に小さな突起が複数あったり、1本の大きな突起があったりと特異な形になっている。ただし腹部の形には変異が大きく、この群の分類上の問題にもなっている[3]。なお、雌雄の大きさの差は大きく、雄は雌より遙かに小さい[4]。雌は中型から大型のクモである[3]。
上記のように腹部が前に突き出し、胸部と歩脚の基部側が光沢がある姿はそれだけでも奇妙だが、生きているクモが歩脚を体にぴったり寄せると光沢のある部分は互いに重なり合って見えなくなり、全体に毛の多く、しかも中央が突き出したような形となり、クモとは見えにくい。これは木の枝の折れた根元や木の瘤に似せた擬態の意味があると考えられる[2]。