コウヤボウキ
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| コウヤボウキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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コウヤボウキ(2006年10月) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip. (1862)[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| コウヤボウキ(高野箒) |
コウヤボウキ(高野箒[4]、学名: Pertya scandens)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木[2]。古名はタマボウキ[4]。キク科の多くは草本であるが、本種は木本である[4]。
特徴
日本の関東地方以西の本州、四国、九州に分布する[4][7]。山林の日当たりのよいところ、すこし乾燥した林内によく見られる[4][2]。
落葉広葉樹の小低木で、高さは 60 - 90センチメートル (cm) になる[4][7]。根本からたくさんの枝を出し、集団を作り、草本のように見える[7]。茎は灰褐色で細いが[4]、木質化していて硬い。茎には毛が多く生えているので、触るとざらつく[7]。葉は本年枝について互生し、幅広い卵形[4]。前年枝の節に束生する葉は細長い[4][2]。冬には葉を落とし、枝のみが目につく[2]。
冬芽は卵形で白い毛に覆われていて目につき、葉痕はわかりづらい[7]。側芽は枝に互生する[7]。春には葉が展開し、夏ごろには枝先の花芽が膨らんでくる[7]。
花期は秋(9 - 10 月)[4]。本年枝の先端に頭状花が一輪ずつ咲く[4][2]。頭状花は筒状花のみ十数個からなり[4]、白い房状、長さ1.5 cmほどで[2]、花弁は細長くてよじれる。
果実は痩果で冠毛がつき、風にのって散布される[4]。冠毛の長い果実は冬でもよく残っており[7]、風あたりの弱い場所では春まで残っている。
- 全体
- 花
- 冠毛
- 一つの冠毛は数百本からなっている
近縁種
- ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒、学名:P. glabrescens Sch.Bip. ex Nakai)
- カシワバハグマ(柏葉白熊、学名:P. robusta (Maxim.) Makino)
- オヤリハグマ(御槍白熊、学名:P. triloba (Makino) Makino)
- クルマバハグマ(車葉白熊、学名:P. rigidula (Miq.) Makino)