コキンバイザサ
From Wikipedia, the free encyclopedia
多年生の草本[2]。塊状の地下茎を持ち、その径は6-10mm、上部は古い葉の膜に包まれる。地上茎はごく短く、葉はすべて根出状に出る。葉のうちで外側のものは膜質で短く、内側から出るものは線形で長さ6-30cmに達する。葉身は平行脈があって縁は滑らかで、細くて長い毛をまばらにつける。
花期は5-6月。花茎は葉腋から出て長さ5-10cmで細く、また細くて長い毛がある。その先端に1個の花を付けるが、稀に2個つけることがある。苞は2個あって線形で膜質、長さ5mm。苞から伸び出す子房は長さ5mmで長い毛が多い。花被片は6で内側3枚、外側3枚共に楕円形で長さ6-10mmで長い毛が生えている。花被は黄色で、花被片は平らに開く[3]。雄しべは6あり、それぞれの花被片の基部に着いている。葯は長さ1.5-2.5mmで基部がくぼんでいる。葯は花糸より短い[3]。花柱は長さ2-3mmで直立して柱状、先端柱頭は3つに割れる。果実は蒴果で長楕円形をしており、長さ6-10mm。果実は背面で裂開する[3]。種子は偏球形で径1.2-1.5mmで黒褐色をしており[3]、表面には細かな突起が並び、中央に小さな突起が1つある。
