コスモス954号
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この衛星は、運用終了後の原子炉の分離と高度の高い安定した軌道への移動に失敗し、大気圏に突入、1978年1月24日11時53分にカナダ西海岸のクィーン・シャーロット島北部でカナダ領空に進入し、カナダ北西部の無人地帯に墜落した。
落下する事は予想されて世界各国のマスコミでも報じられ、話題となった。 ジミー・カーター大統領は1月12日の時点でソビエト連邦側に懸念を示し、ズビグネフ・ブレジンスキー大統領補佐官とアナトリー・ドブルイニン駐米大使との間で、対応について話し合いが行われた[1]。 どこに落ちるかは最後まではっきりせず、原子炉を持っていることもあり不安も呼んだ。人的被害こそなかったものの、衛星が大気中で分解しながら墜落した結果、放射能を帯びた破片が北西準州(現ヌナヴト準州を含む)・アルバータ州・サスカチュワン州にわたる、 グレートスレーブ湖の東端から[2]ベイカー湖にかけての600kmもの広大な範囲に飛び散る事態となった。

