コトヒラシロテングタケ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| コトヒラシロテングタケ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Amanita kotohiraensis Nagasawa et Mitani[1] (2000) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| コトヒラシロテングタケ[1](琴平白天狗茸) |
コトヒラシロテングタケ(琴平白天狗茸 Amanita kotohiraensis)は、テングタケ科テングタケ属に属するキノコの一種である。

かさは半球形からほぼ平らに開き、径6-10cm程度、湿った時にはやや粘性を帯びるが乾きやすく、乾くと絹糸のような光沢をあらわし、ほぼ白色の地に同色の外被膜の破片(平たいかさぶた状で比較的薄く、不規則な多角形をなす)が散在し、周縁部には条溝を生じない。肉は薄くて白色を呈し、傷つけても変色することはなく、ほとんど無味であるが、カルキに似た不快な刺激臭がある。水酸化カリウムを滴下しても、呈色反応は示さない。
ひだはやや密で柄に離生し、比較的幅狭くてクリーム色を呈し、縁はいくぶん粉状をなす。柄は長さ10-14cm、径1-1.8cm、なかほどより上に比較的脱落しやすく白いつば(薄くてもろく、綿くず状膜質で、上面には放射状に配列した微細な条溝をあらわす)を備え、つばより下の表面は消え去りやすい綿くず状の付着物をこうむり、基部は急に膨らんでやや球状となり、膨大部の縁には白色の粒状物(外被膜の破片)を着けることがあり、中空である。
胞子紋は純白色を呈する。胞子は広楕円形~やや長い楕円形で無色・薄壁、内部に1個の油滴を含み、ヨウ素溶液で淡青灰色に染まる(アミロイド性)。ひだの縁およびつばの上面には、嚢状~円筒状でしばしば短く細い脚部を備えた無性細胞が存在する。担子器の基部や菌糸の隔壁部には、通常はかすがい連結を有する。また、外被膜の組織には、通常の菌糸のほかにソーセージ状~球嚢状に膨れた細胞が多数混在している。
生態
分布
類似種
タマシロオニタケ(Amanita shpaerobulbosa Hongo)はひだが白色を呈し、つばが比較的長く残ること・かさの表面に散在する外被膜片が扁平なかさぶた状をなさず、尖った円錐状を呈すること[5][6]・肉にはほとんど臭気を持たないことなどで区別されている[5]。また、北米東部のみから記録されているアマニタ・ミクロレピス(和名なし:Amanita microlepis Bas)は、コトヒラシロテングタケよりも胞子が大形で、かさがクリーム色~帯褐淡黄色を呈すること・ひだもより濃色(くすんだクリーム色~ベージュ色)であることや、つばが崩れにくく比較的長く残ることなどの点で異なる[7]。