コバンザメ科
From Wikipedia, the free encyclopedia
分布
- 外洋性
- 全世界の暖かい海に生息。
特徴
分類
以下の分類・英名は、Fishbase (2019) に従う[5]。和名は本村 (2020)、武内 (2025) に従う[1][2]。
- コバンザメ属 Echeneis
- Echeneis naucrates コバンザメ Live sharksucker
- Echeneis neucratoides Whitefin sharksucker
- スジコバン属 Phtheirichthys
- Phtheirichthys lineatus スジコバン Slender suckerfish
- ナガコバン属 Remora
- Remora albescens シロコバン White suckerfish
- Remora australis オオコバン Whalesucker
- Remora brachyptera クロコバン Spearfish remora
- Remora osteochir ヒシコバン Marlin sucker
- Remora remora ナガコバン Shark sucker
系統
コバンザメ科はスギ科+シイラ科の姉妹群となる。内部の系統に関しては、分子系統解析から次のような系統樹が得られている[6]。
| コバンザメ科 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コバンザメの習性を利用する漁法
コバンザメはウミガメ漁に利用されている。生きたまま捕らえたコバンザメの尾にロープを結びつけ、ウミガメの近くで放つと、コバンザメは一直線にウミガメに向かっていき腹にくっつく。ロープをたぐればコバンザメと一緒にウミガメも引き寄せられる。小型のものであれば直接捕獲し、大型のものであれば最終的に銛でしとめる。
この漁はインド洋全体、特にザンビアやモザンビーク周辺の東アフリカ沿岸や[7]、ケープタウンやトレス海峡近くの北オーストラリアで記録されている[8][9]。
類似した漁法は日本やアメリカでも行われている。西洋の文献で最も初期に「漁する魚」が記述されたのは、クリストファー・コロンブスの2度目の航海記録である。一方、レオ・ウィーナーは、コロンブスがアメリカをインドと勘違いしていたことから、アメリカに関して書かれた記述は怪しく、東インドについて書かれた記述からコロンブスが作り出したものであろうと考察している[10]。