コムベー From Wikipedia, the free encyclopedia オウィディウス『変身物語』より、鳥に変身するコムベー コムベー[1](古希: Κόμβη, Kombe)はギリシア神話に登場する女性[1]。日本語では長母音を省略してコムベとも表記される[2]。 河神アーソーポスの娘で、ソーコス(またはサオコス)の妻となり、クーレースたちないしコリュバースたちの母となったとされる[1]。 夫が乱暴者であったため、彼女は子供たちと共にクレーテー島のクノーソス、その次はプリュギアに、その後アテーナイのケクロプスの元に逃れた[1]。夫の死後エウボイア島に子供と共に帰ったが、そこで、死後に(または子供たちに殺されそうになった時に)鳩になったといわれる[1]。 『変身物語』においてはプレウローン(英語版)にて彼女が鳥になって息子たちから逃れたことが断片的に語られている[3]。 彼女は青銅の武器を発明したので、カルキス(Chalkis, chalkos は「青銅」の意)とも呼ばれたといわれるが、これはエウボイア島のカルキスに名を与えた同名のニュンペーとの混同によるものと考えられる[1]。また、彼女の放浪はプリュギアのコリュバースたちと、クレーテー島のクーレースたちが混同されたことにより複雑なものとなった[1]。 脚注 [脚注の使い方] 出典 1 2 3 4 5 6 7 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年、118,126頁。 ↑ ジャン=クロード・ベルフィオール『ラルース ギリシア・ローマ神話大事典』大修館書店、2020年7月、385頁。ISBN 978-4-469-01289-7。 ↑ オウィディウス『変身物語(上)』中村善也 訳、ワイド版岩波文庫、2009年、277頁。 Related Articles