コルト・ダブルイーグル

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コルト・ダブルイーグル英語: Colt Double Eagle)は、アメリカ合衆国コルト社が製造した自動式拳銃[1]コルトM1911をベースにシングル/ダブルアクション式のトリガーシステムなどを組み込んだ拳銃で、1990年に発売され、1997年まで製造された[1][2]

設計・製造 コルト
銃身長 127 mm[1]
概要 概要, 種類 ...
コルト・ダブルイーグル
概要
種類 自動式拳銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 コルト
性能
銃身長 127 mm[1]
ライフリング 6条左回り[1]
使用弾薬 .45ACP弾[1]
装弾数 8+1発[1]
作動方式 シングル/ダブルアクション[1]
全長 216 mm[1]
重量 1,105 g[1]
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設計

本銃の原型という説があるSSP

アメリカ軍制式拳銃であったM1911の設計をベースに、シングル/ダブルアクション式のトリガーシステムやデコッキング機構を組み込んで近代化を図ったモデルで、フレーム設計や操作方法は大きく変わったものの、スライドなどはM1911のデザインを残しており、スライド、バレル、マガジンなど一部の部品には互換性があった[3][4]。一説には、アメリカ軍の次期制式拳銃トライアル用にコルト社が開発していた「SSP(ステンレス・スチール・ピストル)」を転用したものともいわれるが、異説もある[4]

フレームは発売当時としては珍しいステンレス鋼製だったが、重量は約1.1キログラムと原型のM1911と同じ程度であり、重いという評価であった[4]。後に登場した派生モデルでは、材質を軽合金製に変更して軽量化したものも存在する[5]

大きな変更箇所であるトリガーシステムは、1970年代にL.W.シーキャンプが開発したシーキャンプ・タイプと呼ばれるものに類似しているが、コルト社はあくまで独自設計だと主張している[2][6][4]。シーキャンプ・タイプ同様フレーム右側面にシステムが集約されており、ダブルイーグルではその部分をグリップ・パネルで覆うという設計であったが、このトリガーシステムはトリガー感覚が劣悪だとして評価は低かった[4]

このほか操作面では、マニュアルセフティが廃止され、SIG SAUER P226などと同じくフレーム左側面のデコッキングレバーで安全を確保する形式に変更されているが、こちらも安易な変更だとして批判を受けた[3][4]。グリップを握ることで解除されるグリップセフティは残されたが、非常に小型化され目立たないデザインになっている[3]

基本モデルでは原型と同じ.45ACP弾を使用し、装弾数は8発である[1]。このほか、.40S&W弾10mmオート弾9x19mmパラベラム弾.38スーパー弾などのオプションがあった[2][3][5]

1990年に発売されたが商業的には成功作とは言えず、軍や法執行機関での採用も皆無であった[2][4]。コルト社では下記のようなサブタイプも開発したものの、最終的に1997年に製造中止となった[2][4]

サブタイプ

ダブルイーグル
1990年に発売された基本モデル[5]。なお、マイナーチェンジを行った「ダブルイーグル Mk.II シリーズ90」が1991年に登場している[4]
ダブルイーグル・コンバットコマンダー
スライドとバレルを短縮したモデル[5]
ダブルイーグル・オフィサーズ
スライドとバレルの短縮に加え、フレームも小型化したモデル[5]。派生モデルとして、フレーム素材を軽合金製に変更した軽量モデルも存在する[5]

その他

日本国内では、東京マルイ社がダブルイーグルをモデルとしたエアコッキングガンを製造・販売していた(現在は廃番)[4]。上述のとおり実銃の売れ行きは良くなかった一方、エアガンの売れ行きは良好で、販売数はエアガンの方が上だったともいわれている[4]

脚注

参考文献

関連項目

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