リバウンド・メカを備えたニューポケットだが、安全性という面で不完全だった。レスト・ポジションにあるハンマーに落下などで強い衝撃が加わるとハンマーが前進し、暴発の危険があった。コルト社はレスト・ポジションでハンマーの前進を防止する構造の開発に取り組み、1905年コルト社が「ポジティブ・ロック・セフティ」と呼ぶ構造として完成した。この構造の採用により、意図的にトリガーを引かない限り弾丸が発射されることは無くなった。
コルト社はポジティブ・ロック・セフティを組み込んだニューポケットを「ポジティブ」と改称した。同時にすでに製品化されていた「ニューサービス」と「ニューポリス」にもポジティブ・ロック・セフティが組み込まれ、このうちポジティブ・ロック・セフティが組み込まれたニューポリスは「ポリス・ポジティブ」と改称された。このポジティブ・ロック搭載型の構造はその後のコルト社のダブルアクション・スイング・アウト・リボルバーの共通の構造となった。