コロノサウルス
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| コロノサウルス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Coronosaurus brinkmani | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 白亜紀 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Coronosaurus Ryan & Russel, 2015 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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コロノサウルスはカナダ王国アルバータ州の白亜紀後期の地層から発見されたケラトプス類に属する恐竜。セントロサウルスと近縁であり、フリルには奇妙な形状の独特の装飾が備わっていたことで知られる[1]。角竜下目の下位分類でケラトプス科とプロトケラトプス科、グラキリケラトプスを内包するとされるコロノサウルス類 coronosauria を代表する恐竜でもある[2]。
コロノサウルスは中型のケラトプス類である。2010年にグレゴリー・ポールによって、全長5m、体重2tと推定された[3]。
成体は上眼窩角をもっているが、ズニケラトプスやカスモサウルス亜科やアルベルタケラトプスやディアブロケラトプスに代表されるような原始的なセントロサウルス亜科のものほど長くはない。その角は眼窩を越えて横に伸びる。一方、亜成体の上眼窩角はピラミッド型で、遠位上方半側にわずかな側方屈曲を伴う。コロノサウルスはフリルの縁を装飾する縁頭頂骨の形状から、ケラトプス類の中でも一際個性的であるとされる。それらは個体発生、すなわち成長に伴い、短いスパイク状に発達する。そのスパイクは隣接する装飾に沿って大きく不規則な形状の骨塊になる。その形状はイソギンチャクに例えられる。この構造はフリル中央に近い第一の縁頭頂骨(P1)の基底部に密集し、フリルのそれぞれの側に左右に大きく広がり、末端は下に向かって伸びる。それらはP1を素材とし、融合することによって複合された縁頭頂骨を成す。より外側に形成される第二対の縁頭頂骨(P2)についても同様である。 P1の基底部はP2の位置にまで達する。コロノサウルスは第三対の縁頭頂骨P3 においても独特である。それはフリルのカーブに沿って短い舌のようなフック、あるいは先細りのスパイク状に、個体によって多様な発達をする[2]。この特徴がなければ、コロノサウルスは形態的にセントロサウルスかスティラコサウルスとして認知されただろう。例えば、鼻骨はセントロサウルス・アペルトゥスの幼若個体や亜成体および準成体のそれによく似ており、同様の個体発生を示したものと思われる。それは全てのセントロサウルス類がそうであるように、外部鼻孔後部に位置する。幼若個体にしろ成体にしろ、全ての標本は前方または後方に向かって伸びる鼻骨を備えており、ほとんどの標本では先端がわずかに尾側(後方)に曲がっている[1]。