コールドムーン (小説)

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イラスト ふすい
発行元 すばる舎
コールドムーン
Cold Moon 
高遠麗が願掛けしたジャスミンの花
高遠麗が願掛けしたジャスミンの花[注 2]
著者 芥川なお
イラスト ふすい
発行日 2025年7月26日
発行元 すばる舎
ジャンル 長編小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 296
前作 ストロベリームーン
公式サイト コールドムーン
コード ISBN 978-4-7991-1282-3
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コールドムーン』は、芥川なお小説[3]。 2025年7月に『ストロベリームーン』の続編としてすばる舎より単行本が刊行された[3]

女子高生・高遠麗を主人公として、亡くなった彼女・桜井萌を想い続ける幼なじみ・佐藤日向に対する10年越しのピュアで切ない片思いが描かれる。

タイトルの「コールドムーン」は12月の満月で、ネイティブ・アメリカンの間で、12月は寒い季節であることからそう呼ばれていたことに由来しており[4][5]、作品中で2012年のコールドムーンの日は麗の誕生日となっている[6]

作品に描かれている地方都市は、著者の出身地である大分県中津市をモデルとしており、実在の飲食店や「お城のそばにあるハートの木[注 3]」が登場している[8][9]

主要人物

高遠麗(たかとう うらら)
県立常盤南高校1年→3年。日向の幼なじみ。家が3軒隣で幼い時から家族ぐるみの付き合いだった。
中学、高校ではバスケ部所属。中学2年の時に部活内で先輩から理不尽なイジメを受けており、日向に助けられている。
小学6年の時に日向からもらったキーホルダー[注 4]をずっと肌身離さず大事に持っている。
佐藤日向(さとう ひなた)
麗の同級生で幼なじみ。自分の事より他人を優先する優しい心の持ち主。亡くなった彼女・萌を想い続ける。
萌の葬儀以降、麗やカワケンたちに心配されながらも、部屋に引きこもり廃人のように3週間ほどを過ごしていた。
桜井萌(さくらい もえ)
故人。日向の彼女。心臓の病気で2012年7月に高校1年、16歳で亡くなっている。
日向が木造家屋の倒壊事故で小学生の男児を助けて倒壊家屋の下敷きになり、病院で処置を受けて命が危ぶまれた時に日向の夢に現れる。

麗の関係者

清水多恵(しみず たえ)
麗の同級生で中学時代からの親友。明るい性格で、頼りになるお姉さん的存在。
山口琉花(やまぐち るか)
麗の同級生で友人。彼氏が他の学校にいる。
小川凛(おがわ りん)
麗の同級生。クラスは別。修学旅行中のスキー場で大学生たちに誘われるままに、学校で禁止されている最上級者コースに行ってしまう。
麗の母
少し天然で不思議ちゃんタイプ。高校時代は体育祭でチアリーダーや文化祭でのバンドのボーカルをするなど人気者だった。

日向の関係者

川村健二(かわむら けんじ)
日向の高校の同級生。日向、凛太郎とは小学校からの大親友。ニックネームは「カワケン」。
福山凛太郎(ふくやま りんたろう)
日向と健二とは小学校の野球少年団のチームメイト。ニックネームは「フーヤン」。
佐藤夏(さとう なつ)
日向の弟。3歳児。麗のことを「うりゃりゃー」と呼んで懐いている。
日向の母
おおらかで「肝っ玉母ちゃん」タイプ。麗の母とも昔から仲が良い。

萌の関係者

萌の母
卒業式を終えて、訪れた麗から日向の制服の第2ボタンを受け取る。そして、麗が訪ねてきたら渡してほしいと頼まれていた萌からの手紙を渡している。

県立常磐南高校

麗と日向たちが通う県内随一の進学校。

生徒

豊野美優(とよの みゆ)
クラスメイト。優等生タイプの女子。修学旅行委員長を務めている。
佐藤周平(さとう しゅうへい)
麗たちと同じクラス。明るく元気でクラスの人気者。修学旅行のバスの中で西田と漫才をして笑いを取っている。
西田(にしだ)
麗たちと同じクラス。多恵に高圧的に詰め寄ったため、彼女から木っ端微塵に反撃されている。
橋本実也美(はしもと みやび)、今井幸斗(いまい ゆきと)
修学旅行の伝統行事、「天空の間」での告白合戦での告白成功カップル。実也美は可愛らしい女子。幸斗は野球部のエース。
井上綾子(いのうえ あやこ)、岡慶吾(おか けいご)
「天空の間」での告白現場を生活指導の橘田先生たちに押さえられ、先生たちの部屋に連行されてしまう。

教師

後藤
2年4組、麗と日向、多恵たちのクラスの担任の国語教師。「ゴッチン」というニックネームがある。生徒からの人気も高い。
橘田(たちばなだ)
体育教師。生活指導担当。柔道の有段者。
三崎(みさき)
体育教師。

その他

大学生たち
埼京大学の軽薄そうな大学生たち。凛を最上級者コースに連れ込んだだけでなく、コースの「この先危険」のボードを裏返すという悪戯をする。このことが凛を心配して探しに来た麗が遭難するきっかけとなってしまう。
松下麻祐(まつした まゆ)
日向が家屋の倒壊事故で助けた小学生の母親。 32歳。

書誌情報

脚注

外部リンク

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