ゴマハギ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ゴマハギ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: ニザダイ科 Acanthuridae
: ヒレナガハギ属 Zebrasoma
: ゴマハギ Z. scopas
学名
Zebrasoma scopas
(G. Cuvier, 1829)[2]
シノニム[3]
  • Acanthurus scopas Cuvier, 1829
  • Acanthurus suillus Cuvier, 1829
  • Acanthurus altivelis Valenciennes, 1835
  • Acanthurus ruppelii Bennett, 1836
  • Zebrasoma supraalba Fowler, 1946
英名
brown tang
twotone tang
scopas tang
brush-tail tang

ゴマハギ (学名:Zebrasoma scopas) は、ニザダイ科に分類される海水魚の一種。インド太平洋に分布し、主に藻類を食べる草食魚である。観賞魚として人気の種である。

1829年にフランス動物学者であるジョルジュ・キュヴィエによって Acanthurus scopas として記載され、タイプ産地はインドネシアバンダ諸島バンダ・ネイラ島英語版とされた[4]。ヒレナガハギ属の中では、キイロハギが最も近縁である[5]。ヒレナガハギ属はニザダイ科に分類され、ナンヨウハギと近縁である。従来のスズキ目ではなく、ニザダイ目に分類する場合もある[6]

種小名は「ほうき」を意味し、尾柄にある剛毛を指す[7]

形態

幼魚

体型は側扁した楕円形で、吻は突き出る。体長は40cmに達する。頭部は白っぽく、体は淡褐色で、尾部は黒く、その付近は暗褐色である。体には淡い淡緑色の模様が入り、頭部では点だが、体中央部では線となり、後縁で再び点となる。幼魚は体色が淡く、黄色がかった縞が入り、比較的大きな背鰭を持つ。成魚は尾柄に白い棘がある。背鰭は帆のように大きく、4-5棘と23-25軟条から成る。臀鰭は3棘と19-21軟条から成る[3][8]

分布と生息地

インド太平洋地域に分布し、水深60m以浅に生息する[3]東アフリカから日本ピトケアン諸島マレーシアインドネシアオーストラリアロード・ハウ島ラパ島まで分布する。2008年にはフロリダ州フォートローダーデール近郊で観察された[8]

生態

主に糸状藻類を餌とするため、特殊な咽頭歯英語版を持っている。サンゴ礁の外側や、サンゴが豊富なラグーンで見られる。成魚は群れを作り、幼魚は時々群れるものの、基本的に単独で生活し、サンゴの間を泳いでいるのがよく見られる[3]

一夫一婦制であり、つがいや小さな群れで産卵をする。雄の方が大型化する傾向がある。産卵の際には水面に急上昇し、受精は体外で行われ、卵は水中に散らばる。仔魚は数週間プランクトンとして生活し、その後定着して幼魚となる[3][9]

人との関わり

出典

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI