ニザダイ科

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ニザダイ科(学名:Acanthuridae)は、ニザダイ目の下位分類群の一つ。以前はスズキ目ニザダイ亜目に分類されていた。世界中の暖海域に分布し、岩礁サンゴ礁に生息する。体高が高く、体は側扁する。尾柄に骨質板または棘を持つ[1]

下位分類

Acanthurus 属は1758年、カール・リンネCarl Linnaeus)が『Systema Naturae』第10版において設立した属であり、当初から複数の種を含んでいた。そのうちの一種である Acanthurus triostegus Linnaeus, 1758(シマハギ)は、1835年にイギリスの動物学者ジョン・エドワード・グレイJohn Edward Gray)によって本属のタイプ種type species)に指定された[2][3]。リンネの時代にはタイプ種の概念は存在しなかったが、後に国際動物命名規約(ICZN)の枠組みの中でこの指定が承認されている。A. triostegus は体の側扁や尾部の棘など、属の特徴を最もよく示す代表的な種であり、インド太平洋のサンゴ礁域に広く分布する。

系統

次のような系統樹が得られている。サザナミハギ属はクロハギ属に含まれると考えられる[4]

テングハギ亜科

テングハギ属

ニザダイ亜科

ニザダイ属

ナンヨウハギ

ヒレナガハギ属

クロハギ属(サザナミハギ属を含む)

形態

体長は15-60cm。尾柄には骨質板または棘を持つ。種によっては尾柄や背鰭の棘に毒を持つ。口は小さく、体は微細なに覆われる[1]。アクロヌルス期、もしくはケリス期と呼ばれる幼生期を経て成長する。

生態

主に藻類を餌とするが、動物プランクトンを食べることもある。岩礁サンゴ礁に生息する[1]

人間とのかかわり

出典

参考文献

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