サカプルテコ語
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サカプルテコ語(サカプルテコご、Sakapulteko[3])は、グアテマラのキチェ県サカプラスの3つの村を中心に話される言語。マヤ語族の大キチェ語群に属する。なおサカプラスではサカプルテコ語のほかにキチェ語も話される[4]。
リチャーズによると、2001年の話者数は3,940人である。サカプルテコ語地域はキチェ語地域に囲まれた言語島をなす[1]。UNESCOの危機に瀕する言語の分類では「危険」(definitely endangered)とされる[5]。
サカプルテコ語が独立した言語であることは、1970年代にテレンス・カウフマンによって報告された[6]。1981年にデュボワによって詳細な文法が記述された(関連文献を参照)。デュボワはまた1987年にサカプルテコ語の能格性と情報構造に関する研究を発表し、マヤ語言語学に大きな影響を与えた[7]。
サカプルテコ語はキチェ語と同様の22の子音と、長短それぞれ5つずつの母音(a e i o u aa ee ii oo uu)を持つ。強勢は語末の音節に置かれる[8]。ほかのマヤ語と同様に喉頭化子音を持ち、その多くは放出音だが、bʼは無声の入破音である。qʼも無声の入破音だが、語末では声門破裂音になることがある[9]。k kʼは後続する音によって口蓋化するが、その条件はかならずしも規則的でない[10]。jは語末では[h]になる[11]。nはp pʼの前で[m]、k kʼおよび他動詞と借用語の語末で[ŋ]になる[12]。